これぞオトナのたしなみ! 怒りを感じた時の対処スキル
誰でも怒りを感じる瞬間はありますが、その感情をそのまま爆発させてしまうのって傍から見ても気持ちいいものではないし、周囲からも敬遠されてしまうでしょう。オトナ女子こそ、自分の怒りやネガティブ感情の受け流し方を知っておく必要がありそうです。今回はそんな怒りを感じた時の対処スキルをご紹介します!
なぜ怒っているのか冷静に自問自答する
まずイライラしたり、怒りを感じたら、「私は今何でこんなに気持ちが荒んで、怒っているの?」と冷静に自問自答してみることです。プライドを否定された、貴重な時間が無駄になった、などさまざまなことが考えられますが、果たしてそれは怒ったり、気持ちを乱すだけの価値があることなのでしょうか。
相手に悪気がある訳ではなく、単に自分が過剰反応しているだけのこともあるし、頭を冷やして考えてみれば大したことではないことも多いはずです。
怒りを感じている自分を否定しない
怒りを感じた時、次に来るのはそんなふうにイライラして余裕を失っていたり、他人にきつい態度をとってますます気持ちが落ち込んでしまう精神的な負のスパイラルです。でもそんな時こそ自分を否定したり、嫌悪感を抱いたりしてはダメ! 怒りを感じることは誰にでもあるし、それ自体は悪いことではありません。
イライラが沸き起こってくる時こそ、「仕方がないじゃない」と開き直って、自分を必要以上に責めたりしないことです。
音楽を聞くなど、怒りから意識を逸らす
怒りを感じてあれこれ考えこんでしまうと、ますますヒートアップすることもあります。そんな時はオトナとして冷静に受け流してゆくためにも、意識を他のことに向けるのが一番です。
音楽やラジオを聞く、ジョギングやヨガなどのエクササイズで体を動かす、部屋を徹底的に掃除する、など何か単純作業でもいいのでしばらく没頭してみると、案外怒りも薄れて冷静さを取り戻すことができます。
自分を取り戻すための時間をとる
怒りを感じた時カッとなって声を荒げたり、モノに当たったりするのは一番避けたいことです。それよりもまずは怒っている自分を自覚したうえで、いつもの自分を取り戻す時間をとることです。まずはリラックスした姿勢でゆっくりと深呼吸。呼吸が整ってくると、心もざわつきが収まり静まってきます。
目を閉じて数分間ほど短い瞑想をしてもいいし、お茶を飲んでも構いません。自分を取り戻せるルーティーンを見つけておきましょう。
本当に怒る価値があることか考えてみる
最後に思い出してほしいのは、今自分が怒ることに本当にそれだけの価値があるかどうか、ということです。あなたの心身のエネルギーや大事な時間を費やしてまで、怒りやネガティブな感情に左右される必要は本当にあるのでしょうか。
怒りという感情を持ち続けるのはとても疲れるし、そのわりにメリットもありません。怒り自体に囚われていることがバカバカしいと気持ちを切り替えることが自分にとってのベストな選択と言えます。
▽ 参考記事(海外サイト):9 Calming Ways To Tone Down Your Anger So You Don't Competely Lose It