あなただけじゃない! 誰もが日常的についている小さなウソ5つ
ウソをつくのはよくないこと……そう私たちは教わってきました。でも大人になってみれば、悪意のないウソをさりげなくついていることに気づくでしょう。でもそれはあなただけではありません。世の中の多くの人は、日常的にそんな小さなウソをついているのです。では、それらは一体どんなウソなのでしょうか?
誰もが日常的についている小さなウソ
「ごめん、5分遅れるから」
約束の時間に遅れそうな時、とりあえず「5分遅れる」と相手に伝えておくことはありませんか? でも本当は5分どころか10分、15分くらい遅れそうな見込みなのです。
でもそんなに遅れるとなると、罪悪感が生まれます。そのあたりの空気感は相手も読み取って、「分かった、待ってるよ」と答えるのがお決まりのパターン。この「5分」という数字には実はほとんど意味がないことをみんなよく分かっています。
(久々に会った友だちに対して)「今度遊びに行こうよ」
久々に会った友だちに対して「遊びに行こうよ」とお誘いすることはよくあると思います。でもそれを本気で実現しようと思っているかというと、そうでない場合がほとんど。これは一種の社交辞令としてのお誘いなのです。
もちろん相手もそれはよく知っていて、「そうだね」なんて調子を合わせて深く追及してきません。どちらかが「じゃあ、いつにする?」なんて日程を具体的に考えようとしない限り、いつまでも実現しないのです。
「疲れていて今日は何にもできないの。予定をキャンセルしてもいい?」
せっかく何かを予定していても気が進まない時、みんなが使いがちな言い訳がこれ。ストレス社会ですから「疲れている」と言えば、たいていの人は察してくれます。でも疲れているのは、深夜までネット動画を見ていたり、SNSをただぼ~っと見続けていたりとたいした理由ではないのです。
でもなんか気分的に疲れてしまって予定をキャンセル。そんな不毛な1日を、きっと誰もが一度は経験していることでしょう。
「後でやるから」
散らかった部屋の片づけ、オフィスの書類の整理、あるいはダイエットなど。とりあえず今すぐやる必要のないものは、全て後回しにする習慣が身についてしまっていませんか。
やらないとは言っていない、ただ今すぐはムリ! という時の便利なセリフ。でもこれも周囲には「ああ、やる気ゼロなんだな」と気づかれています。周囲も見て見ぬふりをしてくれますが、みんな身に覚えがあることなのでお互いさまなのです。
(好みではないものをプレゼントされて)「ありがとう! とってもうれしい」
せっかくプレゼントをもらったけど、自分の趣味に合わなかったなんてことよくありますよね。それでも反射的に「ありがとう、うれしいわ」なんて言ってしまうのも罪のないウソの最たるものです。好みではないしうれしくもないけど相手の気持ちを傷つけたくないという時は、こう言うしかありません。
とはいえプレゼント自体は誰かにあげてもいいし、リサイクルショップへ持っていけばいい……なんて裏ではしっかり頭を働かせています。
▽ 参考記事(海外サイト):15 Lies Everyone Has Told No Matter Who You Are