はっきり言うべき…? 仕事を押し付けてくる人への対処法4つ
面倒な仕事や自分でできるはずの仕事を、わざわざ押し付けてくる人っていますよね。こっちは自分の仕事で手一杯なのに、当たり前かのように押し付けられたらイライラもするものです。また、一度引き受けてしまうとそれが当たり前になり、調子に乗られてしまうのも困るもの。
ここではそんな仕事を押し付けてくる人への対処法を聞いてみました。
仕事を押し付けてくる人への対処法
「すみません、今は忙しいので無理です」
「はっきり無理って言わないと伝わらないから、ちゃんと言う! そもそも自分の仕事なのに押し付けようとしてくるほうがおかしいし、遠慮せずに無理なことは無理って言っていいと思う」(30代・看護師)
▽ もっとも多かったのは、今は忙しいからできないとはっきり相手に伝えるという声でした。できないものはできないし、本来自分でやるべきものを押し付けられたくはないもの。「無理」とはっきり意思表示をすれば押し付けてくることもなくなります。後々の自分のためにもこの方法が適切ですね。
「今、急ぎの資料を作成中なんですが…そちらは急ぎですか?」
「上司に頼まれるとどうしても断りにくくて……。でもそのせいで自分の仕事の納期が遅れたりしたら本末転倒だから、できるだけ伝える。『今急ぎの仕事があるんですけど、そっちの仕事は急ぎですか?』って。だいたいこう聞くと『じゃあいいや』って別の人に頼みだす」(20代・IT)
▽ 急ぎの仕事があると伝えることで、相手が押し付けようとしている仕事の優先度はどれくらいなのかを質問するという方法もありました。だいたい人に押し付けようとしている仕事は、大した内容ではないものが多いもの。だからこそ、「今している仕事を後回しにしてまでやらせるのは悪いな」と気づいてくれるはずです。
忙しそうに振る舞い頼みにくいオーラを出す
「仕事を押し付けてくるような人が近づいてきたら、忙しそうに振る舞って頼みにくいオーラを発散する。殺気立っているような雰囲気を出せば仕事を押し付けようとはしないし、だいたい別の人にお願いすることになる」(30代・建設関係)
▽ 仕事を頼みやすい人に頼むのが人というものです。だからこそ、余計な仕事を頼まれたくなければ、頼んでほしくないオーラを出すのもひとつの手。私語はつつしみ、真剣に仕事に集中すれば忙しい様子が周りにも伝わるはずです。
「納期が迫っているコレとコレとコレの後になりますが…」
「今自分がやっている仕事を相手に把握してもらうためにも、『コレとコレとコレの後になるけどいい?』って聞く。優先順位が低くなるし後回しになるってわかれば、自分でやろうかなって考えをあらためてもらえる」(20代・広告代理店)
▽ 今している仕事の多さを相手に把握してもらうのもいいでしょう。これだけたくさんの仕事をするなかで、あなたが頼もうとしている仕事の優先順位はかなり低くなりますけどいいですか? と悟らせれば、相手も無理にお願いしようとはしないでしょう。