押してダメなら引いてみて! ときには流れに身を任せることが大切な理由
仕事がどうしてもうまくいかないときってありますよね。真面目に向き合い必死に努力しているのに、結果を出すことができず、行きづまってしまったり……。そんなとき、人はどうにかして「今」を変えようと動き出そうとしてしまいます。しかし、動き出すことだけが「今」を変える方法ではありません。ときには流れに身を任せることで「今」が変わることもあります。
そこで今回は、「今」を変えようとしているあなたへ、ときには「流れに身を任せることが大切な理由」をご紹介したいと思います。
流れに身を任せることが大切な理由
1. できることが見つかるかもしれないから
「これ以上自分にできることはない」と思いつめたとき、退職や転職など、重要な決断をくだすことで「今」を変えようとしたくなります。しかし、行きづまっているときほど人間の判断は鈍るものです。行きづまっているとどうしても「今を投げ出す」という考えが強くなり、そのほかの選択肢を潰してしまう可能性が高くなってしまいます。
「今」を変えようとせず少しの間だけでも流れに身を任せてみると、ほんの少し冷静になり、自分にまだできることが残っているかもしれないという選択肢を選ぶこともできます。必死に行動を起こし「今」を変えようとするより流れに身を任せることで、自分がやるべきことに自然と気づくこともありますよ。
2. 案外うまくいくことがあるから
仕事をしていくなかで自分が思っていたことと真逆に物事が進んでしまった場合、どうにか軌道修正を図ろうと試してしまいたくなりますが、案外流れに身を任せてみることでうまくいくこともあります。「こんな仕事、自分にはできないよ……」「こんな仕事、したくないのに……」と思っていたとしても、実際やりきると新しい自分の力に気がつくことも。
ひとまず自分の意思は心にしまい、流れに身を任せてみることで新しい道が切り開けることもあります。
3. 自然と「今」が変わっていくかもしれないから
自分で行動を起こすことなく、ただただ流れに身を任せていると、自分の知らないうちに「今」が変わっていくこともあります。世界は自分だけの考えで動いているわけではありません。あなたが悩んでいるとき、必ずほかの人達もいろいろなことに悩み、そして「今」を変えようとしています。
さまざまな人たちが「今」を変えようと動くと、自然にあなたの世界も変わっていくものです。いつあなたの「今」が変わるかはわかりません。しかし、あなたにほんの少し気持ちの余裕があるのであれば、変わるのを少し待ってみるのもいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたか? うまくいかない「今」は誰にも訪れます。状況が変わるには時間がかかるかもしれません。しかし、「今」は必ず変わります。仕事だけではなく、恋愛も同じように、「今」がずっと続くことは決してありません。焦らず流れに身を任せ一休みすれば、あなたに新しい「今」が訪れるはずです。