我慢しなくていい! 悲しいときは思いっきり泣いたほうがいい理由4つ
最後に思いっきり泣いたのはいつだったか、覚えていますか? 子どもの頃は悲しければ心のままに泣くことができたのに、いつの間にか私たちは泣くことは”弱さ”の証であると考え、泣きたい気持ちを封印するようになってくるようです。でも泣きたいときは思いっきり泣いたほうがいい、その理由をお伝えしましょう。
思いっきり泣いたほうがいい理由
1. 複雑な感情を処理するプロセスの一部だから
泣きたいと感じるのはどんなときでしょう? 戸惑い、悲しみ、混乱、怒りなどがショックとなって心が取り乱しているような状態のことが多いと思います。
普段の生活では経験しない大きなショックだからこそ、その感情を脳や理性が処理するためのプロセスの一部と考えることもできます。
泣いている間、自分が直面している感情とどう向き合い、対応すればいいか、あなたの心と体はフルに活動しているのです。
2. 思いっきり泣くのはストレス発散にもなるから
泣きたいのにぐっと我慢していると、なんだか気持ち的にも不完全燃焼のような感じになって、モヤモヤがずっと胸の中にくすぶり続けます。でも思いっきり大きな声を出して好きなだけ泣くと、不思議と心はすっきりとするもの
つまり泣くことは溜まり込んだ負の感情やストレスを発散させる最良の手段なのです。気分がどん底まで落ちれば、あとは這い上がるしかありません。
3. 他人の痛みを理解できるから
泣くのは自分のためだけではありません、映画や小説に感動する、身近な人が苦しんでいる、悲しいニュースが飛び込んでくる、そういったことでも涙が出てしまうことがあります。それはあなたが高い共感力を持ち、他人の心の痛みに思いをはせる能力に優れているという証。
生きてゆくうえで大切なスキルだし、人間関係を豊かにするものでもあります。だからそんな自分に誇りとプライドを持っていいはず、とても素敵なことなのですから。
4. 感情を溜め込むのはストレスになるから
大人になればなるほど、自分の生々しい感情をストレートに出せるシーンは少なくなってゆきます。だからこそ泣きたいと思っても、それを無理に抑え込んでしまおうとするのでしょう。でもそうして素直な感情を自分の中に溜め込んでしまうのは精神的にも大きなストレスです。
生きていればうれしいこともあれば、悲しいこともあるのが当然、だからこそ素直に受け止め、泣きたいときは泣いたほうが気持ちもはるかに楽になります。
まとめ
最近思いっきり泣いた記憶が無いという人は、知らず知らずのうちに自分の「泣きたい」という気持ちに蓋をしてしまっているのかもしれませんよ。もっと自分の気持ちに素直になっていい、思いっきり泣いたって恥ずかしいことじゃない、そう思ってみてはどうでしょう? きっといい心のデトックスになるはずです。