息苦しさを感じたら旅に出よう…私が海外旅行をする7つの理由
こんにちは、渡辺早織(@_watanabesaori_)です。 みなさん、海外旅行は好きですか? 私は大好きです。大好きというか、それをこえて、海外旅行をしないと苦しいという感覚に近いかもしれません。
日本、特に東京は、“社会で生きていくためのルール”がとても多くて、自分の知らないうちにそのルールにがんじがらめになって息苦しくなってしまうことが多々あります。
イルカが息をするために海面に現れるのと同じように、海外旅行には新しい空気をいっぱいに詰めてくれるパワーがあるような気がします。たくさん空気を吸ったらまた、いきいきと泳ぎ回れるのです。
ということで今回は、海外旅行に行くことで思い出せる大切な感覚をまとめてみました。
海外旅行によって思い出せる大切な感覚
心配事がへっちゃらになる
日本にいるとなんでも心配になっちゃう私。今の仕事、向いてないんじゃないかな。人に褒められるようなこと、できてるかな。なんであの人はこんなこと言ったんだろう……そういうことが、海外旅行に行くと不思議と全部へっちゃらになっちゃいます。
自分は自分で、人は人だと割り切れるからです。人に褒められる必要もないし、他人の行動や言動にやきもきするのは変だ、と気づけるのです。
上下関係から解放される
上下関係が重要視される日本社会。海外に行くと、そんな社会から解放されるのです。大嫌いなお酌もしなくていいし、無意味な気遣いもいりません。年齢もキャリアもお金も関係なく、“人そのもの”に焦点を合わせることができるようになるのです。
同調圧力から逃れられる
はやりのものを追いかけたり、ダメだと言われた人をいっせいに攻撃したり、全然いいと思わないものをいいよねと言わなきゃいけなかったり……日本に暮らしていると、無意識のうちに同調圧力に支配されていることに気付きます。
ですが、海外に出たとたん、この同調圧力からフリーになる解放感が味わえます。
他人への許容がひろがる
基本的に、誰しも物事を見る基準は自分です。そのため、他人が自分と違ったら「変わってるね」とか「それやめた方がいいよ」などと勝手なことを言うものです。でも、海外に行くと言葉は違うしカルチャーも違うし、自分からしたら変わっていることばかり。
そこで、「みんなが変わっているのではなく、自分もまた変わっている」ということに気付きます。それが他人と生きるという意味なのです。
初めて会った人にも自然に話せる
私は普段、どちらかというと人と話すのが苦手です。初めて会った人と急に仲良くするなんて、ほぼできません。でも海外はふしぎとそれができてしまうのです。誰とでも同じように話せるし、話しているのも気が楽なのです。それはきっと、日本だと「人とはこう接しなければならない」「初対面の人には礼儀正しくしなくてならない」などと、見えないルールに縛られているからなのだと思います。
周りと比較しなくなる
住んでいる場所や着ている服、勤めている会社などを気にしてしまうのは、周りの人と比べているからですよね。もちろん人より優位に立ちたいという気持ちは誰しもあると思います。私だってあります。自分の存在意義を確かめたくて不安で、無意識のうちにマウンティングしていることも度々。ですが海外旅行に行くと、そんな比較をすることをすっかり忘れてしまいます。
ありのままの自分に向き合えるため、そんなことはどうでもいいことだとわかるのです。
苦労しても幸せに思える
うまくいかなかったり、自分のルールが通用しなかったり、想像していないハプニングがおこるのが海外です。そして当然苦労します。でもそれを乗り越えられると、大きな達成感がすべてを帳消しにしてくれ、とても幸せな気分に浸れます。海外旅行では、ちょっとした苦労が逆に「楽しい」と思えてしまうのです。
でも、やっぱり東京に帰ってくるとちょっとずつちょっとずつ大切なことを忘れそうになってしまいます。だから私は、また海外に行くのです。それが私の海外旅行をする理由です。