あれ…ちょっと待って…? 今思うと「ヘンテコ」だった社内ルール
その会社で働いているときは当たり前のルールで、それに沿って業務を行うことにあまり疑問をもたなくても、一度離れて改めて考えてみると「やっぱりおかしい……」そんなふうに思った経験がある人もいるのではないでしょうか?
友達や家族に話すとやっぱり「それはおかしい!」と言われ、やっと「あの会社ってやばかったんだな」なんて気づく人もいるでしょう。ここでは今思うとおかしかった会社のルールを聞いてみました。
今思うとヘンテコ! 社内のルール
朝礼は就業時間外!?
「いつもタイムカードを押す前に朝礼が行われていたこと。朝礼だって就業時間なんだから、タイムカードを押してから朝礼が普通じゃない……? みんな当たり前のようにしていたから何も言えなかったけど」(20代/飲食店)
▽ タイムカードを押すタイミングについて会社で決められていたという人、意外と多いようです。残業しても勝手にタイムカードが押されていたり、朝礼のあとにタイムカードを押したり。会社をやめて初めてブラック企業だと気づいたのだとか。
休憩時間くらいは自由に…
「お昼休憩の時間は、同じ部署の人とみんなで一緒に食堂に行ってご飯を食べないといけないこと。休憩時間なのに自由に行動できないっておかしくない……?」(20代/金融)
▽ 休憩時間にも職場の人と一緒の時間を過ごすことを強要されるのはしんどいですよね。休憩時間くらいひとりでゆっくりしたいと思う人も多いもの。休憩時間が待ち遠しくなることもないようです。
社長の許可なくして○○べからず
「どんなに具合が悪くても出社して社長に『休め』って言われないと休めないこと。体調不良で有給とるのって当たり前のことだし……。社長にそんな権利ないでしょって今ならわかるけど……」(20代/IT)
▽ 具合が悪いときに会社を休むのは働いている人の権利です。にもかかわらず、社長の了承を得ないと休めないなんてしんどいですね。わざわざ出社をしなさいと言われているのもさらにおかしいです。
喉がカラッカラに…
「休憩時間になるまで飲み物を飲んじゃいけないこと。はっきりと飲んじゃいけないとは言われていなかったけど、飲み物も飲んじゃいけないような暗黙の空気があったなぁ……」(20代/アパレル)
▽ 接客業に意外と多かったのが、休憩時間になるまで飲み物を飲んではいけないというものでした。水分を自由にとれないのはつらいもの。夏は特に危険です。
毎月さらわれる3,000円の行方は…
「毎年敢行される社員旅行のために、毎月お給料から3,000円引かれていたこと!『うちは社員旅行費会社負担だよ』って友達に言われて愕然とした」(20代/商社)
▽ 社員旅行のためにお給料からその費用を天引きされるなんて納得いきませんよね。でもこれ、結構よくあることみたいです。それなら社員旅行に行きたくないなんて人も出てきそうです。
たとえ喜ばしいことじゃなくても!
「仕事中に何か頼まれたら『はい』ではなく『喜んで』って答えなきゃいけない。謎だわー、普通『はい』でよくない……?」(20代/飲食店)
▽ あえて「はい」ではなく「喜んで」と答えるよう指示されていたそうです。返事を大きな声でそろえることで、団結感が生まれるのでしょうか。だとしても「はい」と返事をしたら怒られたというのは納得のいかない話です。