自分を苦しめる「プライド」を乗り越えるための4つのヒント
あなたは自分のことを「プライドが高い人間だ」と感じますか、それともあまり「プライドが高くない人間だ」と感じますか。いずれにしても、「プライドが邪魔をする瞬間」って人生の中で出てくると思います。
そんな「プライド」を捨てきれず、つい余計なことをしてしまったり、取り返しのつかないことをしてしまったりすることがありますよね。しかし、そういうときって激しく後悔するもの。
そこで今回は、自分を苦しめるプライドを乗り越える方法についてご紹介します。
自分を苦しめるプライドの乗り越え方
自分をかっこよく見せる必要はないと思うこと
プライドが邪魔をする瞬間って、「自分をちょっとでもよく見せたい」と思う瞬間ではないでしょうか。
でも、実際そんな必要ってあまりないんですよね。人は他人のことにあまり関心がないですし、あなたのことを知っている人ならその瞬間だけよく見せても仕方がないことです。
あなたのいいところも悪いところも知っているんですから。ということはつまり、その瞬間が自分の知らない人の前で訪れても、逆に知っている人の前で訪れても、「かっこよく見せる必要」なんて全くないのです。
プライドで余計なことを言ってしまったり、余計なことをやってしまったりするほうが、よっぽど恥ずかしいことも往々にしてあるのです。
自分のプライドについて一度考えてみる
自分の「プライド」の正体を見つめてみると、「自分が自信を持って取り組んできたこと」に対する意地みたいなものではありませんか。
自分が一生懸命仕事に取り組んできたという自負があれば、自分の仕事に対してプライドを持つでしょう。そういう、自分が持っているプライドの正体を少しずつ解きほぐしてみてください。
「私はコレについて自信と誇りを持っているから、こういう場面でプライドが邪魔することがあるんだ」という自己分析ができれば、もっと客観的な視点からコントロールすることも可能になります。
意地とプライドを混同しないこと
よく「意地」と「プライド」を混同する人も多いですよね。「意地」は自信に裏打ちされておらず、ただ「なんだかいやだ」という気持ちでわき起こるもの。
たとえば、やりたいと思っていた仕事を後から入ってきた後輩に取られてしまったという場合。自分にとってそれが本当に必要なことなのか、今の自分がやるべきことなのか、自分に向いているのか、それをやればどう成長できるのかなど、いろんな角度から考えてほしいのです。
自分が先にその職場にいたからという理由だけで、「その仕事もやりたい、アレもコレも」と思っている場合は、ちょっと冷静さを欠いていますね。それが「意地」なのか「プライド」なのか、よく考えてみるといいでしょう。
ジタバタする必要はどこにもない
あなたのプライドは大事で、かけがえのないものです。しかし、それが本当に必要なものなのか、プライドをむき出しにして戦うことが本当に大事なのかを考えるべきです。ジタバタする必要は全くなく、あなたのペースで自分ができることを見せていけばいいのです。そして、自分の素直な気持ちを尊重してあげてほしいのです。
まとめ
いかがでしたか。プライドが邪魔する瞬間って、その思いのままに行動するとほとんどの場合うまくいかず、後悔する羽目になります。まずは冷静に、今置かれている状況を客観的に分析して、頭を冷やして対応することが大事ですよ。