燃え尽きる前に気づいて! 心が悲鳴をあげているSOSサイン5つ
「周囲の期待に応えたい」「できるだけ“いい人”と思われたい」など、さまざまな理由で自分のリミットを超えてまで我慢したり、頑張ったりする人が多くいます。でもそれも限界を超えれば、やがて心も体も燃え尽きて、立ち直れないくらい落ち込んでしまうでしょう。
そうなる前に気づいてほしい、心が悲鳴をあげているSOSサインをまとめてみました!
心が悲鳴をあげているSOSサイン
1. どうしてもとれない慢性的な疲れ
燃え尽きてしまう前は眠れない日々が続き、睡眠不足になりやすいと言います。そのため疲労が抜けないので心身ともに実力を発揮できず、ますますやる気や意欲を失っていくという悪循環に陥っていくのです。
まずは疲れがたまっていることを自覚し、心身をリラックスさせるためのセルフケアを怠らないこと。仕事量を減らす、食生活を見直す、軽い運動習慣をつける、カウンセリングを受けることなど考えてみましょう。
2. コンプレックスや低い自己肯定感
誰だってコンプレックスに悩んだり、自信をなくして落ち込むことはあります。しかし、そんな気持ちが自分を責め立てるほど強いものとなり、自己肯定感まで著しく下がってしまうとしたら要注意レベルと言えるでしょう。
他人と比べたり、非現実的な理想や夢を描いたりしないこと、大した結果を出していなくても自分自身を受け入れ、労わる気持ちを思い出してください。
3. 集中力の欠如
ひとつのことに集中できずダラダラ過ごしてしまう、記憶力が下がっている気がする、というのも燃え尽きの一歩手前とも言えるサインのひとつです。自分が今やるべきことをはっきりさせ、ひとつひとつ取り組んでいきましょう。1時間ごとには軽い休憩を入れ、散歩やストレッチで体を動かしてリフレッシュも忘れずに!
自分がベストなパフォーマンスを発揮できる条件を揃えることも、ストレス回避のための大事なポイントです。
4. 無関心や無気力
元気でエネルギーに溢れている人はつねに新しいことに興味や関心を持ち、自分の世界を広げていきます。それなのにいつからかそんな探求心や好奇心は失せ、何を見ても感動しない、心が動かないというのは由々しき事態。
もし自分がこんなふうになりつつあると気づいたら、数週間ほど日記をつけて、自分の心が今どんな状態にあるか観察してみるといいでしょう。
5. 仕事中毒
仕事が大好きで熱意と情熱をもって取り組むのはいいことですが、仕事以外の予定が全くなく、仕事オンリーで生きているようだとしたら、それってやはり不健全な気がしませんか? 何事も大事なのはバランス。仕事とプライベートのバランスがうまくとれているかどうか、よく考えてみて。
最近仕事のことしか考えてない……という人は、何か楽しくてリフレッシュできるような予定をぜひ作ってみましょう。