みんなどうしてる? もやっとする「SNS疲れ」への対処法4つ
情報が分かりやすく、コミュニケーションもとれる「SNS」は便利な点がたくさんあります。ですが「疲れてしまった」「もやもやする」など“SNS疲れ”に悩んでいる方も少なくないのでは? もっと楽しくSNSを活用するために、もやっとしない方法を意識してみることも大切ですよね。
というわけで今回は「SNS疲れへの対処法」をご紹介します!
もやっとする「SNS疲れ」への対処法
1. SNSでのリアクションに疲れる
「SNSのコメント、通知にいちいち反応しなくちゃ! 既読しちゃったから今すぐ返事を返さなくちゃ……と対応に疲れてしまう」(28歳・女性・通信会社勤務)
▽ SNSのコメント、返信、いいね、すべてに対応しなくてはいけない……と思うと気持ちが疲れてしまうこともありますよね? 何かを返してくれる人=かまってくれる人、と思われてますますコメントが増えてきたり。
SNSはみんな自分都合でしているものです。だから「必ず返す必要」なんてないと思って、気楽に楽しむことも大切です。SNSにお返し文化は必須ではありません。
絶対に「お返ししなくては!」という気持ちは義理人情として悪いことではありませんが、心の余裕や優しさも大切にして「返せる余裕があるときに返す」くらいでも、特に相手は気にしないと思います。ひと言「返信遅れてごめんね」があれば、たいていのことはOKです!
2. つねにSNSが気になってしまう
「SNSを見るのがやめられない。暇があるとTwitterやインスタをチェックして、いいねしてコメントして……で数時間たっていることもあって。後になって後悔する」(33歳・男性・自営業)
▽ SNSにはまりすぎて「常に見てしまう」「見るのがやめられない」となると、疲れてしまうのは当然のこと! いつも見てしまうのは“中毒”ともいえます。はまりすぎると心や体に悪影響が出てしまうことも……。
SNSは「無料でずっとできる」から、中毒になりやすいといわれています。課金制のゲームならお金がもったいないから「ここでストップ」とやめられるけど、無料となると制限しにくいです。
そこでSNSで費やした「時間」を意識して「もっと楽しいこと・有意義なこと」ができたのでは? と思うようにしてみると「無駄な時間」を減らせるのではないでしょうか。
人と会う、散歩する、お茶をする、勉強する、本を読む……リアルでできる体験も充実させて「SNS依存症」を改善していきましょう!
3. 既読スルーに落ち込んでしまう
「LINEが既読になったのに、返信が来ないともやもやする。何か変なこと言っちゃったかなって気になってしまう」(28歳・女性・アパレル関連)
SNSのコメントが「既読」になったのに、返信がない。そんなことも「もやもや」の原因になりますよね。もしかして「無視?」「私のことはどうでもいいんだ」とネガティブな考え方をしていませんか?
いつでもスマホを見られる状態で、まめに返信できる人だと「私は返せるのに」と相手にも同じことを求めてしまうケースがありますよね。ですが、人それぞれ、状態や環境は違います!
既読になってしまったものの、返信する時間がない。文章を書くのが苦手など「自分と同じことができる」わけではありません。既読スルーされても「忙しいんだな、頑張ってね」と気楽に思えるようになりたいですね!
4. 人の幸せや成功にもやもやする
「すごく恥ずかしいことですが、人の幸せや成功アピールに『もやもや』してしまう自分が嫌です!」(30歳・女性・メーカー勤務)
▽ SNSでは相手の近況を簡単に知ることができます。ですが、自分が「知りたくなかった情報」も届きます。例えば、友達が幸せそうにしているリア充写真を見てなんとなく嫉妬してしまい「いいね」を押したくない……。自分と同じくらいのレベルだと思っていた相手が大活躍していて焦ってしまう……なんて声も目立ちます。
誰かと自分を比べて嫉妬、劣等感を抱く、を繰り返していると「自分嫌い」になってしまうこともあります。そんなときは「もしあの人と入れ替わったら」と考えてみると、実はそんなに自分が望んでいる「幸せ」ではないことに気づくこともあります。
素敵な彼氏さんがいるけど、自分のタイプではない。楽しそうにワイワイしていても、自分の性格ではなじめなそう……。誰かの幸せと自分が求める幸せって実は「別物」ですよね。
またSNSは「一番いいところ」だけを切り取っているので、波乱万丈の人生、努力をしているシーンは全カットされて「幸せのハイライト」だけがピックアップされています。その幸せを勝ち取るために、影ではコツコツと頑張ったのだと思えば、素直に「よかったね」と思えるものですよね。
その部分を知っていたら「努力している姿を応援したい」ですし、むしろ「本当によかったね!」と思えるはずです。そう思えば、もやもやも薄れてくるのではないでしょうか?
まとめ
便利なSNSですが「もやもやしてしまう」こともありますよね。なんでも自由に発信できますが「見る自由」だってあります。楽しくSNSを活用するために、いい意味で「いろんな人がいるな」と受け流すことも大切ですね。もやっとしたときは、心の持ち方次第で「楽しくポジティブなもの」に変えていきましょう!