イライラしないで観察しよう! マウンティングする人の深層心理4つ
さりげない態度で相手よりも自分が優れていることをアピールする、そんなマウンティングをされると心底うんざりしてしまいますよね。
でもイライラしてはこちらの負け。それよりもその人はどうしてそんな大人げないことをするのか、冷静に観察してみませんか? マウンティングしてくる人に潜む深層心理を探ってみました!
マウンティングする人の深層心理
1. わざと自分の優位性を主張するのは、自信のなさの裏返し
高級ブランド・すてきな彼氏・誰もが羨むライフスタイル……それらをネタに自分の優位性をマウンティングしてくる人、でもこれは実際は自信のなさの裏返しと言えます。もし本当に自信があり、満足感を覚えているなら、あえて自慢する必要もありません。
本当の自分に自信が持てないから、お金や恋愛ステータスなどの“ものさし”で自分の価値を高見せしようとしているのです。自信ありげな態度は、じつは見せかけに過ぎません。
2. 「もっと私のことを認めて・褒めて」という暴走する自己承認欲の表れ
誰にでも自己承認欲はあると言いますが、周囲からウザがられるほどに主張が激しく、“かまってちゃん”な人は、他人からもっと認められたい・褒められたいという飢餓感にも似たような感情にとりつかれています。
このような場合、相手の反応はたいして気にしていません。てきとうに「ハイハイ、すごいねー」と相槌を打ってスルーしてしまうのが得策です。
3. 何かを自分からアピールしないと誰も認めてくれない、寂しさ
こちらの話もろくに聞かず、ひたすら自分の話ばかりしながらマウンティングしてくる人は、誰からも認められていないという寂しさがあるようです。認められないから寂しい、でもそんな弱い自分とは向き合いたくなくて、「私ってすごいでしょう」というアピールが外側に向かってゆくのです。
だからそのマウンティングもしつこくて粘着質。思い通りの反応が得られないと、「あの人は冷たい」と文句を言い始めるので厄介です。
4. 「すごいね」と言ってもらえることが何よりの幸せ
どんなことに幸せを感じるかは個人差がありますが、誰かから「すごいね」と賞賛の目を向けられることが何よりもうれしく、幸福感を得られるという人もいます。
この場合、当人にそれほど悪気はないのですが、周囲の人は「マウンティングされた」と苦い思いを味わうことになります。自分がハッピーになることに精いっぱいで、まだ周囲への配慮や思いやりができないんだなと、ここは大人の態度で見守るのが正解です。
まとめ
あからさまに、あるいはささやかに、あらゆるかたちのマウンティングが存在しますが、こちらが心を乱されたり、イライラしてしまってはもったいないものです。
むきになって相手をしたりせず、その行動の裏にある深層心理を分析しつつ、冷静に人間観察の対象として見てみましょう。人間ってつくづく面白い生き物だなという気がしてきませんか?