自分の意見を言うのが苦手? 意思をはっきり伝えるための方法
あなたは自分の意見をはっきり言うタイプですか? それとも相手に譲ってしまうタイプですか? 性格にもよりますが、自分の意見をはっきり言えない人のほうが多いような気がしますよね。
ここぞという時に自分の意思をはっきり伝えるには、どうすればよいのでしょうか。
意思をはっきり伝えるための方法
自分の意思を言わないのは実は卑怯かも…?
学生の頃は集団行動が基本とされていたため、周りに合わせて過ごしていたかもしれませんが、社会人になると自分で考えて行動することを求められます。社会に出ると、会議などの公の場で意見を言わずにあとから陰で愚痴をこぼすのは卑怯だと言われてしまいます。
特に会社ではさまざまな意見を持ち寄ってより成果を上げることが最大の目的であるため、ひとりひとりの意見や行動が会社の業績に大きく左右すると言っても過言ではありません。
そのため、意見を言わない人は存在感が薄くなるばかりか積極性や協調性がないと見なされてしまう恐れもあるのです。
「言っても仕方ない」は言った人だけの特権
なぜ意見を言わないのかと聞くとたいていの人が「言っても仕方ないから」「自分の意見なんて言ったところで何も変わらないから」と答えますよね。しかしそれは、実際に自分の意見を言ったことがある人だけが言うことのできる言葉なのです。
自分の意見を言ってみて何も変わらなかった時に初めて「言っても仕方なかったな」と言うことができます。
まず結論だけでも言ってみる
どうしても自分の意見が言いにくいという人は、まずは結論だけ、自分の意見の最も大事な最後の部分だけ言ってしまうことをおすすめします。「賛成です」「反対です」などただそれだけでいいのです。
そうすると誰かが「なぜ?」と聞いてくるはずなので、そうするともう逃げることはできません。率直に自分の気持ちを言えばいいだけです。
間違った意見はないと思いこむ
日本人は極端に失敗を恐れるため、間違った意見を言ってしまったらどうしようという恐怖から意見を言うことができなくなっていることもあります。
その場合は「個人的な見解ですが」「私個人の考えですが」「無知でお恥ずかしいのですが」「見当違いだったらすみません」など、前置きしてから始めると相手も自然とそのつもりで聞いてくれるし、自分も少し気が楽になるはずです。
さて自分の意見を伝えるための方法について考えてみました。ある程度キャリアがついてくると自分の意見をしっかり持って人と接することが重要になります。一社会人として自分の意見を伝えられる女性になりたいですね。