アラサーになって親との関係を見直して気づいたこと4つ
皆さんは親といい関係を築いていると言えますか? もちろん“はい!”と即答できたらいいですが、なかにはこじらせたり、複雑な感情を抱いているケースもあるのではないでしょうか。たとえ以前はいろいろな確執があったとしても、自分が大人になることで見えてくるものもあると思います。今回はそんな声をまとめてみました!
親との関係で気づいたこと
1. 親がいつまでもいてくれるとは限らないこと
「普段からあまり連絡していなかったけど、久しぶりに会った時に親がとても老け込んでいて驚きました。高齢化社会と言われていても、自分の親が死ぬのは60代、70代かもしれない。親がいつまでも生きていてくれるとは限らないんだなと実感、ちゃんと親孝行しておこうと思います」(30代/教育)
▽ 若い頃は親も自分も元気でいるのが当たり前と思っていませんでしたか。でも親の老いを実感すると、時間は限られていることを実感します。
2. どうしても認められなかった親の生き方が認められるようになった
「私が幼い頃から好き勝手に生きていた父親。職を転々とした挙句に借金まみれになったり。でも自分も社会人になって仕事の厳しさを知ると、父親も家族や会社のことを考えて必死だったことがわかります。今ではなにがあっても真剣だった生き方を誇りに思っています」(30代/営業)
▽ 大人になると子どもの時は見えなかった親の姿や生き方が見えてきます。以前は認められなかった生き方を肯定できるようになったらいいですね。
3. 親である前にひとりの男、女であることに気づかされた
「ずっとシングルマザーで私を育ててくれた母でしたが、私が16歳の時に再婚。思春期だった頃もあり、そんな母親に“女”を感じて、嫌悪感を抱いていました。でも今になって考えてみれば母だって40歳手前。まだまだ女でいいし、男性に頼りたい気持ちも理解できます」(30代/公務員)
▽ 子どもにとって親はずっと“父親”であり“母親”。でも大人になったら、親もひとりの人間であることを受け入れられるようになるのでしょう。
4. 自分の子どもが生まれて、始めて親の偉大さを実感した
「親が有難い存在であることは頭では理解していたけど、しみじみと実感したのはやはり自分が出産して親になってから。生まれたら生まれたでずっとつきっきりでお世話で24時間休みなし。子どもを育てるって本当にライフワークだし、親にはもう頭が上がりません」(20代/主婦)
▽ 自分が親になって見て初めて親の偉大さに気づいたというのも正直な意見でしょう。生まれてからずっと見守ってくれた親には、ただもう感謝しかありません。
人それぞれ親子の関係はユニークなものです。子どもの時は絶対的な存在だった親も、今自分が大人になって見れば、いろいろ迷いながら子どもを育ててきたことに気づくでしょう。そんな思いも込め、いい関係を築いていけたらいいですね。