意外とハマる!「御朱印ガール」で得られる4つのうれしい変化
“御朱印ガール”という言葉がずいぶん浸透してきましたが、いったいなぜここまで人気が出たのでしょうか。始めるきっかけは人それぞれだと思いますが、神社やお寺を巡るなかでさまざまなうれしい変化があると言います。それはいったいどんな変化なのでしょうか?
寺社巡りで気づいたうれしい変化4つ
1. 行く先々の地理や歴史に詳しくなり、旅がもっと楽しくなる
観光名所やガイドブックに載っているようなところでなくても、興味深い歴史や言い伝えのある神社やお寺が日本各地にはたくさん。御朱印集めのためにこれらを巡っていると、自然とそうしたことにも興味がわき、その土地の地理や歴史などに詳しくなっていきます。そうするとちょっとした日帰り旅行でも、旅の楽しさや面白みがより一層深まります。たんなる観光名所めぐりとは違った、精神的充実度が味わえるようになってくるのです。
2. お寺巡りでよく歩くようになった
せっかく訪れようと思う土地の神社やお寺が近距離だったら「歩いて回ってみよう」というモチベーションが高まるもの。御朱印集めにウォーキングというアクティビティがプラスされると、1日の終わりには心地よい疲労感が味わえます。自分の足でじっくり歩き、その空間に身をおくことを心から満喫する、そんなシンプルながらも健康的な時間の過ごし方ができると、自然と心も満たされてくるような気がします。
3. 年齢の違う人とも話題が合うようになった
20代、30代から年配の方まで、御朱印集めを楽しんでいる人の年齢層は幅広いものです。だからこそ御朱印を待っているあいだなどにも、「その御朱印帳すてきですね」「あちらのお寺は行かれましたか」なんて言葉から会話がスタートすることも。普段は話さないような人とも会話のきっかけになったり、親戚の集まるようなシーンでも話題にすると話が盛り上がるなど、コミュニケーションの引き出しが増えるのはうれしいことです。
4. アーティスティックなものが多く、感性が高まる
オーソドックスな御朱印は寺社の名前・日付・朱印などですが、季節ごとの行事や自然をモチーフにしたイラストが入ったものもあり実にバラエティーが豊かです。なかにはその寺社にまつわる神さまや仏さまのお姿を描いたものやチベット語で書かれたものもあり、非常にアーティスティック。色彩も美しく、見ているだけでこちらの感性を高めてくれるような素晴らしいものが多いのも、御朱印を集めだすと楽しくなる理由の一つでしょう。
御朱印集めを楽しむ人が増えるのは喜ばしいことですが、やはり一番大切なのはお寺や神社へお参りするという謙虚な気持ちを忘れないことです。マナーを守るのはもちろんのこと、「本日は無事に参拝できて、ありがとうございました」という気持ちで臨みましょう。御朱印をきっかけに生活をより深く、充実した気持ちで過ごせるようになったとしたら、それがなによりのうれしい変化だと思います。