期待されるとかえってプレッシャーに…しっかり者女子の苦悩とは?
小さい頃から「○○ちゃんはしっかりしているね」と言われ続けていた人はいませんか? また自分が長女だと、必然的にしっかり者にならざるを得ないこともあるでしょう。褒められるのはうれしいですが、内心「私はそんなにできた人間じゃないんだけどな……」と思うことも。
そこで今回は「しっかり者女子の苦悩」についてご紹介します。
1. 悩みや弱音をこぼせる人がいない
「なぜか昔から聞き役ばかりだったので、いまさら悩み相談をできる人がいなくて困っています」(30代/一般事務)
▽ しっかり者のイメージが定着していると、弱音を吐くのも勇気が入りますよね。またしっかり者だからこそ、「こんな悩みを相談したら迷惑なんじゃないかな……?」と、相手を尊重しすぎてしまいます。でもたまには自分から悩みを打ち明けてみても良いんじゃないでしょうか。きっと今まで助けてもらったぶん、相手も真剣に聞いてくれるはずですよ。
2. 恋愛対象として見てもらえない
「彼氏ができても、いつも身の回りの世話ばかりしてあげていた。『お前っておふくろみたいだな』と言われたときは泣けました……」(30代/公務員)
▽ 家族や友達間だけでなく、恋愛面でも「アネゴ」や「お母さん」タイプと位置づけられてしまうことも。そうすると恋愛対象として見てもらいにくくなってしまいます。また付き合っても彼の面倒ばかりを見るハメに……。「たまには思いっきり甘えさせてほしいな」なんて思ってしまうのです。
3. 何でもできそうと勘違いされる
「『○○さんってしっかりしているから、何も心配いらないよね!』と勝手に決めつけられる。いやいや私だって苦手なことはたくさんありますよ……」(20代/通信)
▽ 「しっかりしている女子に、怖いものなんてないはず!」と思われているようで、何だか腑に落ちませんよね。たとえしっかり者であったとしても、虫が出たら逃げたくなりますし、見知らぬ土地に行ったら迷いもするものです。
4. 期待されるのがプレッシャー
「学生のときから両親にまで『○○(私)は長女だからしっかりしている』と周囲に自慢され続けていました。その言葉が逆にプレッシャーで、家にいてもあまり気が休まりませんでした」(30代/後方事務)
▽ 「しっかり者=真面目で将来有望」というイメージがあるもの。そのため子どもの頃から「○○ちゃんはしっかりしているから、勉強もちゃんとしているんでしょ?」「きっと良い学校に進学するんだろうね」と言われ続けた人も。
でもそういった周囲の期待がかえってプレッシャーとなり、自身の良さを発揮できないこともあったようです。
周りのイメージにとらわれすぎるのではなく、たまにはダメな自分も見せてみましょう。完璧じゃないほうが、きっと周りからも親近感を持ってもらえますよ。