準備5分、放置10日! 家で作れる“泣けるほどおいしい”熟成肉の作り方
こんにちは、渡辺早織(@w_saori)です。
最近姉に紹介してもらった一冊のレシピ本、『放っておくだけで、泣くほどおいしい料理ができる』(谷口菜津子・小田 真規子著、ダイヤモンド社)。
マンガの形態で書かれたレシピ本をたどっていくだけで、期待を裏切らない、タイトル通りの泣けるほどのごちそう級料理ができてしまうそう。
たしかに、最近話題の低温調理器なんかも放っておくだけでおいしすぎる料理ができることは自分も実証済み。ふむ。これはまさに時代に求められて生まれてきたレシピ本に違いない!
常にホームパーティーでのおもてなしレパートリーに飢えている私は、だまされる気もなく信じきってを作ってみることに。
そのレシピの1つ、パンチェッタに挑戦! パンチェッタとは生ベーコンのこと。放置するだけで家で熟成肉ができるとあって期待が高まります。
泣くほどおいしいパンチェッタの作り方
下ごしらえ
1: 豚バラに塩をすりこみ、塩が少しとけてきたらハーブミックスとこしょうを加え、さらによくすりこむ
こんな感じです(ハーブミックスがなかったので家にあったローズマリーとイタリアンパセリで代用しました)!
2: 1本ずつペーパータオルで巻き、ラップで包んでからジップ式の袋にいれる
放置
3: 冷蔵庫で3日おき、豚肉の水分をぬいていく
4: 4日目にペーパータオルを取りかえラップに包んで冷蔵庫に戻す
5: その後も2日おきにペーパータオルを取りかえ、10日目から食べられます!
10日経過したものがこちら!
ほのかな熟成香にうっとり。目と鼻だけでおいしさが伝わってきます。あとはお好みの日数で熟成させて楽しみましょう。
そのまま何も加えずに火を通すと、脂がサクッとパリっとはじけるような食感。熟成肉ならではの濃厚な肉の旨味。適度な塩気が肉の旨味と香りを引き立てています。
これが家でできるなんてもはや奇跡……。
個人的には2週間ほどたったものの熟成感が大好きでした。まさにお店で食べるレベルです(2週間以降は冷凍しました)!
シンプルに焼いただけでもワインのおつまみに十分ですが、今回はさらにこの本にのっていたカルボナーラを作ってみました。
泣くほどおいしいカルボナーラの作り方
作り方
1: スパゲッティを表示より2分短く茹でる
2: ボウルにたまごとチーズを混ぜておく
3: フライパンにオリーブオイルとにんにく、パンチェッタをいれ表面をカリッとさせる
4: パスタが茹だったら、ボウルにいれてさっとからめて完成!
これは……濃厚なカルボナーラと肉の旨味のコンボが悪魔的なおいしさを生んでいます。薄切りベーコンに戻れない人生が始まりました。
そのほかにも野菜と蒸したり、茹で豚にしたり、アレンジがきくのも◎! スープにいれると旨味と香りがスープに広がり絶品に。
食べ終わって数日しても、パンチェッタのことを考えてばかり……。その中毒性に驚きます! 書籍に掲載されている他のレシピもおいしそうでした。
今回のパンチェッタ、カルボナーラの詳しい分量は書籍をチェック! 次はどれを作ろうかな……。
▽ 参考書籍: 『放っておくだけで、泣くほどおいしい料理ができる』(谷口菜津子・小田 真規子著、ダイヤモンド社)