さみしさや孤独感と上手に付き合う方法5つ
何かとにぎやかになる帰省シーズン。遠い親戚や普段会わない人と会ったりする機会も増える時期ですが、そんなときだからこそふと寂しさや孤独感を覚える瞬間がありませんか? いつもはなんとなくやり過ごしているこうした感情も、一気に押し寄せてくるとなかなかつらいものがあります。
そんな自分が情けなく思われるかもしれませんが、こうした孤独感を強く感じることは人間なら当然のこと。それは空腹感と同じような生物的サインでもあり、他の人と繋がろうという自然な欲求の表れなのです。
さみしさを感じたら、紛らわすのではなくきちんと向き合うことが大切。そんなさみしさや孤独感と上手に付き合う方法をお伝えしましょう。
さみしさや孤独感との付き合い方
1. さみしい気持ちや孤独感をきちんと受け止める
さみしさや孤独感。そういった感情を“暗い”と決めつけ、無視しようとしたり、あえて向き合わなかったりすることがあります。でもそんな感情がわいてくるのはきわめてノーマルなことで、どんな人だってブルーになるときがあるのです。
人気がなかったり、人から嫌われたりしているわけではありません。他者と関わり合いながら生きてゆくうえで、避けて通れない貴重な経験と思ってみましょう。
2. 他の誰かと比較して、自分が孤独だと思い込まない
心が弱っているときほど、自分と他の誰かを比べて、余計にさみしさや孤独感を強く覚えてしまいがちです。幸せな結婚をしている人やSNSでのリア充ぶりが眩しい友だちと自分を比べ、さみしいと感じてしまうことはよくあります。
でもそんなときこそ、他人は他人、自分は自分ということを思い出して。他人がどんな人生を送っていようと、あなたの人生を決められるのはあなた自身だけです。
3. さみしさや孤独感に襲われているときこそ、自分に優しくなる
さみしさや孤独感を覚えているときは、そんな自分に自信をなくしたり、自己嫌悪に陥ったりしやすくなります。でも、そんな心が弱っているときこそ、自分に対して優しくなってみましょう。風邪をひいたら体を休ませるように、心にも休息が必要なときなのです。
自分へのご褒美にマッサージやサロンに行ったり、おうちで快適おこもりしたり、そんな時間を過ごしているうちに耐えきれない程だった孤独感も薄らいできます。
4. 恥ずかしがったり、気後れしたりせず、家族や友だちに連絡をとる
いい歳した大人がさみしくなってるなんて、他人に知られたくないと思っていませんか? でもそんなつまらないプライドは捨て去ってしまっていいのです。誰かと話したかったら、にぎやかにご飯を食べたかったら、自分からどんどん連絡をとって予定を入れましょう。
気心の知れた相手とのお喋りは孤独感を癒す最高の良薬。ためらう理由なんてないはずです!
5. ひとりの時間を思いっきり満喫することを考え、実行してみる
ひとりっきりでいることがさみしさや孤独感の原因なのでしょうか。では、それを逆手にとってみてはいかが? ひとりっきりでしか出来ないこともたくさんあるはず。行ってみたい場所へのひとり旅、集中して資格勉強、誰にも邪魔されず小説の一気読みなどなど、考えてみればひとりの時間を満喫できるって贅沢なこととも言えるのです。
好きなことに没頭していると、気持ちも自然と上向きになり、ポジティブさが戻ってくることでしょう。
▽ 参考雑誌(海外雑誌):『Good health』