いつも悩み事が尽きない人へ、心理学エキスパートのアドバイス6つ
いつも悩み事が絶えない、あるいは心配ばかりしてしまうという人は、心が疲れ果ててストレスだらけになってしまいがちです。真面目な人や責任感の強い人ほどそんな風に悩んでしまうようですが、あまり自分を追いつめないためにも心理学エキスパートのアドバイスを覚えておいてはいかがでしょうか。
心理学エキスパートのアドバイス6つ
1. あなたが抱えている心配事の多くは、頭の中で考え出しているだけに過ぎない
「もっとああすればよかった」「こんなこと言うんじゃなかった」なんて後悔や心配事を抱えていませんか。でもその大半はあなたが頭の中だけで考え出した“思考”に過ぎず、現実とは違う場合が多いのです。他人はあなたとは全く違った世界を見ているし、考え方だって異なります。妄想で不安や心配をどんどん膨らまさないよう、気をつけて!
2. 相手のことを決めつけてしまう前に、もっと自分の感情を素直に伝えよう
他人とのコミュニケーションがうまくいかない本当の理由は、相手の思惑や考えを勝手に解釈して、自分とは合わないと決めつけてしまっているからかもしれません。でもその前に、もっと率直に自分の素直な気持ちを言葉で伝える努力をしてみましょう。自分の気持ちをちゃんと相手に伝え、理解してもらえれば、不要な軋轢もぐっと少なくなるはずです。
3. 他人からの評価を気にするのではなく、自分自身の気持ちを大事にしよう
私たちは誰だって他人からどう評価されているか、ということが気になるものです。悩みの大半が、そんな他人からの視線を意識して落ち込んだり、自分を否定してしまったりするという人も少なくないでしょう。でもたった一度きりの人生、他人を気にしてばかりなんてつまらないと思いませんか? 大事にしたいのは他人の思惑よりも、自分がいかにハッピーに生きられるかということのはず。だからこそ自分自身の気持ちをもっと尊重するべきなのです。
4. 他人の心にずけずけと入り込んでくるような人とははっきり境界線を引く
人間関係で悩みが尽きないという人も多くいるはず。そんな人は他人からの批判をまともに受け取ってしまったり、あるいは他人に気を使いすぎたりしています。まずはそんなふうに他人に自分のエネルギーや気力を吸い取られないよう、しっかり境界線を設けるべき。「私はそんな言葉や態度は受け入れませんよ」という態度を示せば、相手もあなたをリスペクトしてくれることでしょう。
5. 1日にひとつ何かポジティブなことを習慣にして続けてみる
ひとつのある習慣が心に染みつき、定着するまでにおよそ20日かかるといいます。ですから1日に何かひとつ気持ちを明るくするようなことを習慣にして、それを続けてみましょう。たとえば“朝10分間ヨガや瞑想をする”、“寝る前は恋人に「大好き」と伝える”などなど。心が上向きになるとストレス耐性も上がり、心も軽やかになります。
6. 自分を“罰する”のではなく、温かく見守る“友人”となる
私たちが一番陥りがちなワナは、自分に対する要求レベルをかなり上げてしまい、もはや自分で自分を苦しめているような状態になってしまうこと。自分を罰することに一体何の意味があるのでしょうか。自分の人生を大事に幸せに生きたいと思うなら、まずは自分自身に対してもっと優しくなりましょう。間違えたり、ミスをしたっていい、モデル並みのルックスでなくたっていい、あたかも親友のような温かいまなざしで自分を見守ってあげて下さい。
▽ 参考記事(海外サイト):10 Free Tips That You Pay Psychologists to Tell You