頑張り方間違えてない? 自然体で過ごすために大切なこと
女性が社会や家庭で活躍することはもはや自然なこととして受け止められています。女性管理職の誕生や女性に責任のある仕事を任せる企業もたくさんありますよね。また、育児や家事に全力を注ぐ女性もいます。そんな中で、元々頑張り屋さんの女性が、もっともっと自分を追い込んで頑張りすぎていることもあると思います。
ここで、今一度立ち止まって、頑張りすぎていないか考えてみませんか?
「任せる」という勇気を持とう
頑張りすぎてしまう女性は、何でも自分でやろうと背負いこんでしまう人が多いです。段取りも準備も全部自分でやらなければならないと自分自身に無理な負荷をかけてしまっているのではないでしょうか。「夫や彼氏は家事ができないから私がやらないと……」「後輩はまだ日が浅いから私が助けないと……」と家族や彼、後輩などに過保護になってしまうという人もたくさんいますよね。
その分たくさんの仕事ややるべきことを抱えてしまう形になり、頑張らなければすべてをこなせない無理なスケジュールになってしまいます。このように頑張りすぎないためにも、まずは相手に任せてみるという勇気を持つことも大切です。任せてみると意外と自分がいなくても何とか回るということに気づき、心がふっと軽くなるはず。
忙しい時こそ楽しいことをひとつでも
あれもこれもやらなければならないことがたくさんあると、ゆっくり食事を摂る暇がなかったり、トイレでゆっくり座る暇もなかったりと、とにかくゆとりを失いがち。忙殺される日々の中、忙しい時だからこそ何かひとつでも楽しみを取り入れてみましょう。
お風呂に入りながら大好きな漫画を読む、ランチに大好きなものを食べる、家に帰る前に大好きな景色を一瞬だけ見に行く、夕食の時に1杯だけお酒を飲むなど、短時間でできる楽しみを取り入れることが大切です。楽しみを見つけることすらも忘れてしまったら、自分らしくいることもできません。
自分を保つための必須アイテムとして毎日の楽しみをひとつだけ持っておきましょう。
些細なことでも会話を大切に
忙しくなると、必要なこと以外で人と話をする時間も惜しいと思っていませんか? 確かに1分1秒が惜しいということもあるかもしれませんが、一人で黙々と家事や仕事をこなしているとだんだんと心が荒んできてしまいます。人と会話をすることは自分の心を保つためには必要なことです。
ゆとりがない時に、人の何気ない声を聞くと安心することもありますよね。誰とも話さずに仕事をしていると、周囲とのコミュニケーションも取れず、一人ぼっちになった気分になってしまいます。家族や同僚と雑談を交わすことで、自分という存在を再確認することにもつながります。
忙しい時こそ、「今日はいい天気だね」「このチョコレートおいしいよ」など一言でいいので会話を交わしてみましょう。
自然体で過ごすために必要なことについてご紹介しました。忙しい毎日だからこそ、いつもは当たり前に存在するささいなことを大切にしましょう。周囲に存在する「当たり前」が、あなたがあなたであることを再確認する重要な鍵となるのです。