ステージが変われば去る人も。疎遠になる友人が増えてきたときの心の整理術
人生のステージが大きく変わるとき。今まで親しくしていても、急にふと消える人が出てきます。
「去る人は追いかけない」というフレーズは何度も耳にしたことはありますが、いざ自分の元から友人たちが去ろうとしているとき、本当にこのままでいいのかどうか不安になるもの。今回は、疎遠になる友人が増えてきたときの心の整理術をご紹介します。これらのことを心に留めて、ゆっくりと整理していきましょう。
人間関係は、いつも変化をする
学生時代は、何も考えずに親友たちと「おばあちゃんになっても一緒ね」と言っていました。ところが社会人となり、それぞれが大切なものを抱えると、そうは言っていられなくなります。プライベートを大切にするか、仕事を大切にするか、趣味を大切にするか……。
それぞれの優先順位が変われば、会いたいと思う人も変わります。人生のステージが大きく変わるときは、友人どころか恋人さえも離れていくものです。
どんなに自分の元から去る人が増えても、自分の方針をブレさせてはいけません。そもそも人間関係は、常に安定しているというよりも、変化し続けています。変化する中で残るものもあり、新しい出会いもあるのです。いつも頭の中に「人間関係は変化する」と入れておくと、少しは気持ちが楽になるかも。
ステージが変われば付き合う人も変わる
人生のステージが変われば、付き合う人も変わるのは当然です。たとえば結婚をしたら旦那さんの愚痴を言いたくなりますよね。
どうやったら彼氏と出会えるかという話をする人よりも、一緒に旦那さんの愚痴を言える人に会いたくなるのは、仕方のないことです。一方、独身で仕事をバリバリとしている人は、同じようにキャリアウーマンたちと会いたくなります。
20代~30代は、それぞれ人生のステージが大きく、揺れ動くときでもあります。結婚をしていようともしていまいとも「本当にこれでよかったのかな」と問い続ける年代でもあります。
ステージが変わり、去る人が増えても、それは神様が自動的に人間関係の断捨離をしてくれている証拠。本当に必要な人は、自分で操作しなくても、最後まで必ず残るから大丈夫!
下がっていく人は放っておく・追いかけない
大人になっても、学生時代の感覚が抜けず、大人になりきれない女性たちもたくさんいます。たとえば、何回言ってもダメンズから離れられない人、遊ぶことに夢中で、いつまでもフラフラとしている人……。
そんな決して成長しているとは言えない人たちについては、距離を置きながら様子をみるのが一番です。あえて介入はせず、本人に任せておきます。
しばらくすると、相手から連絡があり「変わろうと思う」と宣言される場合も。しかし「本気で変わるから」と言った後に、再びダメンズの元へ戻る女性もたくさんいます。基本的には、下がりつつある人とは絡まないのが一番。
きっと誰よりも本人が「まずい」と思っているはずです。そこから上がりきるかどうかは、本人がどこまでがんばれるか……。彼女が変わるのを待つというよりも、遠くから見守ってあげましょう。
疎遠になる人が増えてくると、孤独を感じます。今までは、いろいろな人と出かけられていたはずなのに、出かける友人も固定化。
本当にこのままでいいのかどうか、不安になるときもたくさんあるはず。「去る人は追いかけない」を基本方針にしながら、今、側にいてくれる友人たちとの時間を楽しめば、きっと数年後、数十年後も一人にならずに、ゆっくりと過ごせているでしょう。