どうすれば自分を好きになれる? 自己肯定感を高める方法5つ
「もっと自分を好きになれば、自信がつくし、仕事も恋愛もうまくいくよ」なんてアドバイスをよく聞きますが、自分を好きになるってそんなに簡単なことではないと思いませんか? 自分では長所や魅力よりも短所や欠点のほうが何倍も気になるし、“自分が大好き”というのもなんだかナルシストっぽくて嫌ですよね。
世界的にみても日本人は自己肯定感が低く、自分自身を好きになることに心理的抵抗感を覚える人も多いと言います。でもそんな殻を打ち破って、自分を好きになり自己肯定感を高めるためにはどうすればよいのか、まとめてみました。
自己肯定感を高める方法5つ
「自分が自分のことを好きになれないで、誰が好きになってくれる?」と考えてみる
まずちょっと考えてみましょう。自分が好きになれない、嫌いという後ろ向きなメンタリティの人間を、他の誰が好きになってくれるでしょうか。自分を好きになれない時、自分の欠点や短所ばかりに意識が集中し、長所や強みを活かすことが頭からすっかり抜け落ちてしまいます。そうなるとせっかく持ってるはずの魅力すら輝きを失ってしまい、ますます嫌いになるという悪循環に。こうした負のパターンをまずは断ち切ることが必要です。
SNSですぐに他人と比較してしまうなど、好きになるのが難しい環境があると自覚する
自分を好きになれないのはあなた自身のせいだけではありません。今の世の中、自分を素直に好きになれない条件が揃っているとも言えるのですから。SNSではどうしたって他人の生活と自分を比べてしまうし、個性が強すぎると周囲から浮いてしまいやすい世の中です。自分を素直に好きでいるほうが遥かに難しいでしょう。自分自身に対して厳しいジャッジをしやすくなる環境だと自覚しておくことも大切です。
自分が誰よりも一番の“チアリーダー”になって応援する
「大丈夫、あなたは十分魅力的だし、みんなからも愛されているわ」など、誰にも言えないけど誰かに言って欲しい言葉やフレーズをまずは自分自身にかけてあげましょう。あなたが自分の“チアリーダー”になったつもりで。ささやかなことでも大げさに褒める、失敗してもそばに寄り添い励ます、自分を好きになれない人ほどそんな存在が必要です。自分を心から応援し、エールを送る習慣がつけば、自己肯定感も自然と上向きになります。
親や友だち、自分を認め、大切にしてくれる人たちのことを考える
これまでの人生を振り返ってみて下さい、両親、祖父母、友だちなどがあなたのことを愛し、認めてきてくれたと思います。彼らはたとえあなたが自分にどんなコンプレックスを持っていたとしても、気にしないでしょう。あなたが自分のことを好きになれないと知ったら、その人たちはきっと悲しい気持ちになるはず。大切に思ってくれる人たちを悲しい気持ちにさせないためにも、自分を好きでいることは必要だと思いませんか?
自分の人生の主役になれるのは自分自身、好きになれなきゃ人生も楽しめない! と考える
生まれてきて一度きりの人生、せっかくなのだからめいっぱい楽しんだほうが絶対にいいはず! そしてあなたの人生の主人公になれるのは自分自身しかいないのです。だったら自分の思い描くストーリーを生きるのに相応しい自分になってみましょう、そんな自分はきっと愛おしい存在だと思えるはずです。