ついつい周囲と比べてしまう癖を手放すために有効なこと
最近、他人と比べて疲れてしまっていませんか? 仕事、恋愛、収入、人間関係……SNSを開けば自分より楽しそうな人生を送っている人ばかり目につくし、「私の人生って何でこうなんだろう」と自分に自信をなくすこともありますよね。
つい他人と比べてしまい自分に自信が持てなかった筆者が、実際に試した経験をお話します。
自分に害を与えているものが何かを知る
まず最初にやったほうがいいのは、原因をしっかり把握することです。人と比べて落ち込んでしまうとき、そこには必ず何か理由があるはず。それが何なのか、なぜ自分を落ち込ませるのか、書き出してみましょう。また他人の問題だけではなく、自分に原因がある場合も多いです。睡眠不足などで体が疲れているのかもしれないし、デスクワークで体を動かす習慣がない人は心と体のバランスが崩れてしまっているのかもしれません。
心が疲れているときはそれにすら気付けないので、周囲の人に「私ちょっと疲れてるかな?」などと聞いてみることも効果的ですよ。
なりたい自分、憧れの自分と現実の差を認める
キラキラしているような他人を見て落ち込むとき、自分がすべきことをきちんとやっていなかったり、理想と現実の差に嫌気がさしているのに何もしていないことが多いです。あるいは、失敗が怖くて何もできない状態になっているのかもしれません。そんなときは、いったん現実をきちんと認めて受け入れること。その上で、新しい理想の姿をイメージし直すことが大事です。
ここで重要なのは、高すぎる目標を掲げないこと。実現可能な内容でコツコツ成功体験を積み重ねていくのが自分に自信を取り戻す近道です。「毎日10分ウォーキングする」「TOEICを受けてみる」などそれほど難しくない目標を作って動き出してみましょう。
SNSを見ない期間を作る
人間は習慣で動いてしまう生き物です。ついスマホを触ってSNSを見るのが習慣になってしまっていませんか? 少なくとも、私はそうでした。SNSでフォローしているキラキラアカウントを見るのは楽しいですが、同時に「それに比べて私の生活って……」と落ち込む原因にもなりやすいです。
既に結果を出しているような人を見ると、自分とのギャップでテンションが下がってきてやる気を奪われてしまいます。最初の数日は落ち着かないですが、1週間くらいSNS断ちすると他人の動向がかなり気にならなくなりますよ。定期的に行うのがオススメです。
環境を変えてみる
人は普段自分の囲まれている環境に大きく影響を受けています。努力している人たちに囲まれていれば自分も努力するのが当たり前になるし、ダラダラしている人に囲まれていたら自分もダラダラしてしまいます。特に、自分に自信を持っている、見本になるような人がいない環境では、何を目指していいかわからなくなるのも当たり前です。自分が良い影響を受けられるような環境にいる時間を増やすだけでも大きく変わりますよ。
急に仕事環境を大きく変化させるのは難しいですが、趣味や交友関係などはある程度自分でコントロールできるもの。自分が刺激を受けるような新たな環境探してみてはいかがでしょうか。動き出してしまえば後は流れに乗るだけ。来年の今頃にはきっと今よりずっと自分のことが好きになれているはずです。