意外と知らない! 洋服を長持ちさせる洗濯方法
毎日キレイな服を着るために欠かせない洗濯ですが、洗い方を間違えるとお気に入りの洋服にダメージを与えてしまうことが。そんな惨事を避けるべく今回は洋服を長持ちさせる正しい洗濯方法についてまとめてみました。
先ずは洗濯マークに隠された意味を解読!
全ての汚れ服を洗濯機に放り込んでしまいたくなる気持ちをグッとこらえて、まずはきちんと洗濯マークをチェックすることからスタート!
まだまだ従来のものが出回っていますが、実は2016年から世界共通のマークに変更された洗濯マーク。従来手洗いに使用されていた、お風呂桶のマークは「家庭で洗濯できます」という意味で洗濯桶の下の線の数が洗濯時の強弱を表示しています。洗濯桶の下の線が二本ひかれている場合は弱水流洗濯の意味なので手洗いの要領で洗うのがベストです!
洗濯物の色分けは全4タイプ!
「色物と白い洋服は分ける」のは基本ですが、さらに色落ち予防対策をするのであれば、「白」「ベージュやピンクなどの淡い色」「黒や紺などの濃い色」「ビーズや刺繍のついたデリケートな衣類」の4種に分類することができます。
また、初めての洗濯で色落ちするかわからない洋服は、洗濯前に洗剤を染み込ませた濡れタオルで洋服を軽く叩き、色落ちチェックをしておくと安心して洗濯機に入れることができます。
洗濯機投入前のチェックポイント!
洗濯機投入前に是非チェックしたいのが洗濯物の裏表。実は、洗濯物を裏返しにして入れることで、洗濯機の摩擦による洋服の傷みや色褪せを防ぐことができます。また、ポケットが付いているジーパンなどは裏返しにして乾かすと乾きが早くなるというメリットもあります。
ただし、洋服表面の汚れがひどい場合は、裏返しにして洗うと汚れが落ちない場合があるので気をつけましょう。
洗濯温度はこう決める!
洋服を洗濯機に投入したら最後に気をつけたいのが洗濯温度。洗濯温度は洗濯マークに記載されていますが、念には念を押して要チェック。セーターやジーンズ、ウールなどデリケートな素材の洋服は、冷水で洗うことで縮みと色褪せを予防する効果があります。また、黒や濃い色を初めて洗濯機で洗うときは、冷水で洗うことで色褪せを防ぐ効果がります。
一方で、シミがついたもの(※汚れの原因によって異なります)や汚れた下着(※素材によっては冷水が好ましいものもあります)、足拭きマットなど細菌が気になるものは熱いお湯で洗うのが◎。
柔軟剤の入れ過ぎはNG
柔軟剤で洗った洋服は心地よい香りが漂うもの。とはいえ、柔軟剤の入れすぎは洋服を傷めてしまう原因になるので要注意。
また、洗濯石鹸と柔軟剤を同じ投入口に入れてしまうと、両方の効果が得られず、洋服の汚れがきちんと落ちない場合があるので、洗濯石鹸と柔軟剤は混ぜて入れないように要注意。柔軟剤はボトルに記載されている使用量をきちんと守って使いましょう。