さしすせそじゃない! 聞き上手な彼女の4つのポイント
合コンでモテるという女子のリアクションといえば「さしすせそ(さすが・知らなかった・すごい・センスいい・そうなんですね)」があります。しかし、相手と本気で関係性を深めたいと思ったり、真剣に相手のことを思っていたりすれば「さしすせそ」のリアクションでは物足りないもの。
きちんとコミュニケーションをとり、相手のことを知るのであれば、真の聞き上手になる必要があります。男性や彼氏たちが「聞き上手だな」と思う彼女にはどのようなポイントがあるのでしょうか?
「何を言うか」より「何を言わないか」が大事
「仕事でミスをしたときに、黙って話に耳を傾けてくれた彼女。変にアドバイスをされたらもっと落ち込んでいたと思う」(30代/不動産)
▽ 人から相談を持ちかけられると、つい何かアドバイスをしたり有益な情報を言ってあげたりしようとしてしまうもの。しかし、聞き上手な女性は「何を言うか」よりも「何を言わないか」を大事にします。善悪にとらわれていると相手の話をそのまま聞き入れることは難しくなるもの。
また、アドバイスをしようとすると相手に価値観を押し付けることにもなりかねません。聞き上手な女性は、「言わないこと」を大切にし、解決ではなく理解をしようとしています。
大事なときだけ目を合わせる
「女性にあまり免疫がないので、ずっと目を見られると緊張して話せなくなる。ときどき少しだけ目を合わせてくれると話しやすいなって思う」(20代/学生)
▽ 恋愛のアプローチ法に”じっと目を見つめる”というものがあります。しかし、日本人のなかには目を合わせるのが苦手な人もたくさんいます。ずっと目を合わせ続けることにストレスを感じたり、緊張してうまく話せなくなってしまったりする人もいるでしょう。
相手に負担なくコミュニケーションをとるためには、相手のことをぼーっと見るようにし、ここぞという話の大事なポイントだけ目を合わせるようにしましょう。そうすることで相手に「ちゃんと聞いてくれているんだな」と印象づけることができます。
褒めるときは「結果」だけでなく「プロセス」も
「リアクションが『すごーい』だけだとつまらない。仕事の話をしたときに、『こういう努力の仕方があるんだね!』って言ってくれた彼女は、ちゃんと俺の話を聞いてくれてるんだなって思った」(20代/IT)
▽ 相手の話の結果だけをみて「すごい!」と褒める人はたくさんいるもの。しかし実際は、結果以上にそのプロセスを認めてほしい人がほとんどです。褒めるのであれば、結果+頑張りや努力を褒めてあげるのが効果的。
たとえばお金持ちな人であれば、お金を持っていることに「すごい!」と褒めるのではなく、「お金を得た過程を尊敬する」と褒めることで知的に見えます。
話のオチを催促しない
「合コンに行ったときに『で、オチは?』って女子に聞かれて心が折れたことがある。『なになに?』とか『それでそれで?』って興味を持ってくれる子だとうれしい」(30代/広告代理店)
▽ 話が長くなるにつれてやってしまいがちなのが「話のオチの催促」です。話がどこに着地するのかわからずに「で、結論は?」「要するにこういうこと?」と促してしまう人もいるでしょう。
聞き上手な女性は、相手の話を無理にまとめようとしません。「どうして?」「なんで?」と聞き返すので、相手が気持ちよく話すことができるのです。
リアクションのバリエーションを増やしたからといって聞き上手な女性になるわけではありません。真の聞き上手な女性は、恋愛だけでなく仕事もうまくいくもの。一度意識して聞くことに徹してみるのもいいかもしれませんね。