賢く世渡りしたい! デキるアラサー女上司がひそかにやっている行動
アラサーにもなってきますと、職場では中堅以上の立ち位置になる方も多いのではないでしょうか? 誰かの上司であるということは、常に誰かの見本になるということ。良い上司であるために、立ち振る舞いに気をつかい続けるのも大変ですよね。今日は、そんな第一線で働くアラサー女子のみなさんに普段の行動で意識していることについて聞いてまいりました。う~ん、これぞ虎の巻!
朝のあいさつをしっかりする
「朝のあいさつを大事にしています。さわやかにあいさつすると、相手の顔もパッと明るくなるんです。メンバーの顔をひとりひとりちゃんと見て、元気がなかったら声をかけたりしています」(家具販売/30歳/女性)
▽ 朝って、どうしてもテンション下がってしまいますし、バタバタしてしまうので、心に余裕ができないものですよね。ひとりひとりをちゃんと見るって、カンタンではないですよ。
自分の機嫌の悪さを気付かせない
「生理中や、彼とケンカしているときとかは、どうしても機嫌が悪くなってしまいます。でも、そういうのはぜったいに職場では出しません。気分で仕事する上司は憧れないなって思うんです」(コールセンター/29歳/女性)
▽ 人間だから、気持ちの浮き沈みはあると思います。でも、そういうのを全面に出してしまうと人からの信頼ってなかなか得られないものなのですよね。
叱る前に3秒待って見守るクセをつける
「新人指導をしています。もし、新人の子が間違っていたとしても、すぐに口を出さないようにしています。3秒待って、それでも気付かないようなら注意したりしています。ちょっと待ったら自分で気づいたりしてくれるんですよ」(飲食/31歳/女性)
▽ 正解がわかっていると、どうしてもすぐに注意したくなるものですよね。でも、叱ってばかりいると相手がだんだん委縮してしまったりして。ちょっと待つだけで、その先の未来が全然違ってくるかもしれません。
少しの変化も見逃さず褒める
「部下が成長したら、すかさず褒めます。褒めてのびない人はいないので」(サービス業/33歳/女性)
▽ 髪を切ったり、洋服が決まっているときも褒めるようにしているとのことです。たしかに、褒めてのびない人っていないですよね!
叱っても必ずフォローする
「叱るだけって、すれ違うだけだと思います。注意したら、そのあとはちゃんとフォローします」(自営業/34歳/女性)
▽ 部下に「叱られたのは、嫌われているからなんだ」なんて思われたら、育つ人間関係も育ちませんものね。成長をのぞんでいるからこその行動ということは、言わないと伝わらないのだそうです。
人によって態度を変えない
「あこがれている上司が人によって態度を変えない人なので、それにならっています。上司とか男性にたいしてだけいい顔するような人って、信用できない」(販売/36歳/女性)
▽ 八方美人をしている人って、結局まわりからはバレバレだったりしますよね。特定のだれかからのウケをねらって行動するより、全員にたいして真摯に接することができる人のほうが慕われるに決まっています。
いかがでしたでしょうか? こんな上司がいたら、ルンルンで仕事に行っちゃいますよね。お話を聞いたみなさんそれぞれが「自分はこうありたい」という理想をきちんと持っていらっしゃいました。その姿勢は、誰かの感性にきっと響いているのだと筆者は思います。こういうまっすぐな生き方ができたら、本当にすてきですよね。