偉人の名言に学ぶ「失敗をしたとき」の上手な乗り越え方
一生懸命がんばっているのに、うまくいかないことや失敗してしまうことは誰にでもあるでしょう。がんばったり必死になったりした分、落ち込んでしまったり苦しくて立ち直れなくなってしまったりすることもありますよね。失敗は誰にでもつきもの! そうわかっていても、一度受けたダメージはそう簡単にはなくなりません。そこでここでは、偉人たちの名言をもとに「失敗したときの上手な乗り越え方」をご紹介します。
「私の最高傑作は次回作だ」
こちらはイギリスの映画俳優であり、映画監督であるチャールズ・チャップリンの名言です。数々の名作を生み出し、現代でも愛され続ける作品を残したチャップリン。そんな彼がどんな作品をつくっても「私の最高傑作は次回作だ」と言い切れるなんてとてもかっこいいですね。
どんなに素晴らしいものや、時間や手間をかけたものを作っても、もっといいものがあると上を見ていく姿勢。この姿勢こそが、失敗を乗り越える大きなヒントとなるのではないでしょうか? 「めちゃくちゃがんばった!」と思っても、それ以上のがんばりや世界がもしかしたらあるのかもしれません。
「行動したというそのことが重要なのである」
インドの政治家であり、独立運動指導者でもあるマハトマ・ガンジーの言葉です。物事における結果は大事。人を説得するためには、結果がありきなこともあるでしょう。しかしガンジーは「行動したことが重要だ」と言います。
何も行動せず、傷つかない人よりも、行動を起こし失敗をした人のほうが何倍にも経験の価値があります。失敗を笑う人よりも、失敗をして大きくなる人のほうが後々立派になることは間違いありません。結果以上に、行動を起こすこと。一番の失敗は、失敗を恐れて何もしないことなのだということをガンジーは言っているのかもしれません。
「誰も称賛してくれる人がいなくても、自分のことは自身で称えよ」
イギリスの冒険家、リチャード・フランシス・バートンの言葉。一生懸命アクションを起こし、結果を残したとしても誰も褒めてくれないと感じることもあるでしょう。周りから正当に評価されていないと感じるとつらくなりますよね。がんばっても認められない悲しみは、モチベーションの低下にもつながります。
しかしバートンは力強く「自分のことは自身で称えよ」と言うのです。まずは誰よりも自分が、自分のがんばりを認めてあげること。周りから称賛されないからといって腐ったり諦めたりしないこと。自分で自分を褒め、受け入れることから次のステップは始まるのかもしれません。
「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」
アメリカの実業家であり、発明家でもあるトーマス・エジソンの言葉です。誰もが知っているエジソンですが、彼は何度も失敗を繰り返したことでも有名です。しかしエジソン的にはそれを「失敗」とは呼びません。「ただ1万通りのうまくいかない方法を見つけた」と言います。失敗は、本当に失敗だったのでしょうか? もしかしたらそれは失敗ではなく、うまくいかない方法や間違いを知ったという「発見」だったのかもしれませんね。
有名な偉人たちでさえ、失敗します。そしてそのたびに乗り越えてきたのです。そう思うと、今は苦しいかもしれませんが必ず乗り越えられるような勇気がわいてきますね。