妻だけ必死にならない! 「夫婦で妊活」をするためのコツ4つ
「子どもがほしい!」そう思って夫婦ではじめることといえば、避妊をしないこと。ですが、そう簡単に子どもができるとも限りません。なにせ、6組に1組が不妊治療をしている現代。ほしい! と思ったからといって、すぐに授かれるわけではないのです。とはいえ、妊活についての知識を得ている男性は少ないもの。「今日排卵日なんだけど……」と毎回妻から誘って必死になるのも気がひけますよね。
子どもは夫婦ふたりのものです。私は常々、「妊活をするなら妻だけが必死にならないようにしたい」とこだわってきました。ここでは自身の経験で得た、「夫婦で妊活をするためのコツ」をご紹介します。
妊活コミックをふたりで読む
妊活を始める前に、妊娠や出産をすることがどれほど奇跡的なことなのかを知っておく必要があります。夫婦で妊活、出産の知識を得ておくことは必須。夫が「避妊しなけりゃできるだろ」と思っている場合はなおさら、そんなに単純な話ではないのだと知っておくことが重要です。
妊活に関連する雑誌や本を読んだり、難しければコミックエッセイを取り入れたりして夫婦で一緒に学んでいきましょう。個人的にオススメのコミックエッセイは『ベビ待ちバイブル』(著:赤星ポテ子 KADOKAWA/中経出版)、『妊カツ!』(著:あらいきよこ 小学館)、『妊娠17カ月』(著:坂井恵理 講談社)です。いずれも妊娠をするのって奇跡だと思わせてくれるコミックエッセイなので、簡単に妊娠できると思っている旦那さんにはオススメです。
アプリで排卵日を共有する
妊娠をしたいと思ったら、まずはシンプルに避妊をしない性行為をする必要があります。しかし、性行為といっても排卵日付近にしなければ妊娠はできません。排卵日付近のチャンスを逃さないためにも、排卵日は夫婦で共有しておくのが鉄則です。とはいえ朝から「今日排卵日なの……」と夫に告げるのは気が引けるというもの。事前にアプリを使って生理周期などを共有することで、毎回夫に言わなくても排卵日を伝えることができます。また、生理日付近にはイライラしてしまう女性も多いですが、妻の生理周期を把握している夫は妻の心のバランスの変化にも気づきやすいので、ストレスも減るでしょう。
食生活を見直してみる
妊娠をするのであれば、夫婦そろって食生活を整えることも重要です。また、妊娠発覚後に葉酸を飲むよりも、妊活中から葉酸を飲んでおくほうが効果的。栄養バランスに気をつけた食事を心がけ、サプリメントなので積極的に足りない栄養を補っていきましょう。それまで外食が当たり前だった夫婦も、妊活を機に自炊に切り替え意識を変えることも重要です。
どれくらいお金がかかるのかを調べてみる
漠然と「子どもがほしいな」と思っていると、お金の不安が尽きません。不妊治療をすることになったらどれくらいのお金がかかるのか、また妊娠をすることができたら出産費用はどれくらい必要なのか、自分の住んでいる地域はどれくらい保障が出るのかなどを調べておきましょう。地域によっては不妊治療の補助が出るところもあります。どれくらいお金がかかるのかを把握しておくことで、お金に対する意識が高まり、無駄遣いが減って節約をしやすい生活を夫婦で意識することができるはずです。
子どもは夫婦、ふたりのものです。どちらか一方に負担がいくものではありません。現代では養子をもらうこともできます。いろんな選択肢があるので、子どもがほしいと思ったら一度きちんと話し合ってみるといいですね。