「忙しい」が口グセになってない? 心の余裕を取り戻すためのヒント6つ

2017.08.08

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「忙しい」がもはや口グセ。毎日バタバタと過ぎていくばかりで、そのわりには達成感や充実感に乏しい……なんてことはありませんか? でもそれはあなただけじゃありません! 日々の忙しさにのみこまれ、ストレスフルな毎日を送るのは今や現代病と言ってもいいくらいなのです。
スマホなど便利なツールを持つようになりましたが、いつでも膨大な情報にアクセスすることでかえって考えごとやストレスを増やしてしまっているともいえます。そんな私たちが心の余裕を取り戻すためにはどうすればいいのか、ヒントをまとめてみました。


ストレス社会で心の余裕を取り戻すには?

1: 「いつも誰かとつながっていなきゃ」という強迫観念を捨てる 

遅くまで仕事なのに飲み会に付き合ったり、深夜までSNSをえんえんとやっていたり……その“お付き合い”は、果たして本当に自分にとって必要なことでしょうか。なんとなくひとりでいるのが嫌だ、不安……という思いから、「いつも誰かとつながっていなきゃ」という気持ちが強くなり、自ら進んで過密スケジュールにしているなんてことが少なくありません。そんな強迫観念をまずは捨て、自分ひとりの時間をあえて作り出してみましょう。

2: 勉強・仕事・恋愛・家事…すべてを完ぺきにこなそうとしない

勉強や仕事はきちんとこなしたいし、恋愛や対人関係だって充実させたい。家事だって手を抜くようなことはしたくない……。そんな気持ちから、あれもこれもと手を出し過ぎて、常に忙しい日々になっているのかもしれません。でも何事も上を見たらキリがないものです。優先順位をはっきり決め、順位が低いものは頑張らない、あえて何にもしないというのもアリ。すべてを完ぺきにこなす必要はないことに気づきましょう。

3: 「忙しい!」と感じた時こそ、立ち止まって深呼吸。体のリズムを整える

分刻みのスケジュールで動いていたり、常にマルチタスクで複数のことをこなしていたり……。そんなふうに極限的に忙しいと呼吸も短く浅くなって、大事な脳に十分な酸素が行き渡らなくなります。そうすれば脳のパフォーマンスが落ちて、ますます心理的にも圧迫された気分に。忙しい時こそ、まずは初心に帰って深呼吸! そして落ち着きましょう。ゆっくりと大きく20回ほど深呼吸。そうすることで体のリズムが整い、冷静さも取り戻せます。

4: 忙しいからといって食事を抜かない、1日3食きちんと食べる習慣をつける

忙しいからといってすぐに食事を抜いたり、簡単なもので済まそうとしたりしていませんか? でもそうやって、不規則に食べない生活パターンになると体調も乱れ、精神的にもイライラしやすくなります。とくに朝ご飯は簡単なものでもいいので欠かさず食べるようにし、外食が多くなったら週末に作り置きしておく、ジャンクフードには手を伸ばさないといったルールを自分で作って、3食きちんと食べるよう心がけましょう。

5: 日記をつけて、自分の行動パターンを観察、見直してみる

「忙しくて、全然自分の時間がとれない!」なんて半ばパニック状態におちいってしまう人は一度日記をつけて、自分の行動パターンを観察してみるといいでしょう。その際、日記に3つの項目「ストップ」「キープ」「スタート」にわけて分析してみるのがおすすめ。

・ ストップ: やめた方がいいと思う行動や習慣
・ キープ: これからも続けていこうと思う行動や習慣
・ スタート: もっと時間ができたら、やろうと思う行動や習慣

こうやって書き出していくと、時間の使い方がよりうまくなり、忙しさに追われて何もできない……という状態から解放されるはずです。

6: 忙しいからといって、自分のケアを後回しにしない

忙しい時ほど“しなければいけないこと”を中心にし、“したほうがいいこと”を後回しにしてしまいがち。でもその結果、大きくストレスをためることになり、人生に対する不満感がつのってしまうのです。ストレスを抱え込んで燃え尽きないよう、自分をガードする意味でも、自分自身に対する心身のケアを忘れないように気をつけるべき。食事もそうですが、睡眠、適度な運動、レジャータイムなどすべて心地よく生きるためには大切なこと。見落としがちですが、いつも前向きで心の余裕を保つためには、何よりも自分の心身が健やかでなくては始まりません。

▽ 参考記事(海外サイト):Are YOU a victim of Rushing Woman's Syndrome? That’s what a new book calls the modern malaise of always being ‘busy, busy, busy' (and it even makes the menopause worse)

2017.08.08

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。