意外と知らない!? 和食のマナーを復習しよう!
和食って、なかなかルールが難しいですよね。とはいえ、Googirl世代の皆さまは“イイ大人”といわれるような年齢ですから、細かいマナーまではわからなくても、大まかなマナーくらいは知っておいたほうが“格好がつく”というもの。
そこで今回は、和食をいただくときの簡単なお作法について、いくつかご紹介していこうと思います。
日常生活でも使えるマナーが勢ぞろい!
筆者は学生時代に茶道部所属だったのですが、そこでは茶道のお点前だけでなく、和食をいただくときのお作法勉強会もあったんです。そのとき、お茶の先生が「和食のマナーというのは日常生活においても使えるものばかりなので、品の良さや育ちの良さを簡単にアピールすることができますよ!」と言っていました。
なるほど。さりげないところで品の良さや育ちの良さをアピールすることができるというのはかなり大きなメリットですね!!
割り箸は上下に割る
箸を左右に割ってしまっていませんか? 無意識のうちについやりがちな行為ですが、実はこれは立派なルール違反。なぜなら、隣の人にぶつかってしまうかもしれないからです。日本人の細やかさが生んだルールなのかもしれませんね。割り箸は上下に割るのが正しい割り方なんですよ。
お椀の上の空間は遮らずに
和食のルールとして、お椀やお膳の上の空間は遮ってはいけないというものがあります。たとえば、お椀の上に箸を横向きに置くのは“渡し箸”といって立派なマナー違反ですし、右にあるものを左手で取るなどお膳の上を腕で遮るのは“袖越し”というマナー違反に当たります。
食べ順を意識して
お刺身は淡白なものから食べるようにしましょう。たとえば、白身魚、貝、赤身魚という感じです。また、煮物は手前にあるものから食べるようにします。焼き魚は左側からいただくのが基本です。またひと皿中に数種類の料理が盛られている場合は、端の料理から順に手をつけていきましょう。
串物は串から外す
焼き鳥や味噌田楽など、串に刺さっている料理は串ごとかぶりつくのではなく、串から外して食べるのが正解なんです!
食べるときはひと口サイズにしてから
大きいものを食べるときには、箸でひと口サイズにしてから口に運ぶようにしましょう。和食では、見た目の美しさ、食べ方の美しさも料理のうちなのです。
基本的に料理をかき混ぜるのはNG
先にも言いましたが、和食というのは見た目の美しさ、食べ方の美しさも料理のうちなので、酢の物や蒸し物の味を均一にしようとかき混ぜるのはNG行為です。ただ、茶碗蒸しはかき混ぜても良いとされている料理です。例外もあるんですね。
いかがでしたか? ぜひ、参考にしてみてくださいね。