突然のドキドキや赤面! 大切な時に緊張しない簡単3ステップ
明日は大切な試験、面接――緊張したらどうしよう……! そう考えると夜も眠れない。そんな経験がある方も多いはず。社会人になってからも、明日の発表やプレゼンどうしよう。上司との面談が嫌だな。取引先との電話にドキドキするなど、緊張する場面はいっぱい。それだけでなくプライベートにおいても、好きな相手に対して緊張し過ぎてしまって仲良くなるキカッケを逃してしまったり。「この緊張さえなければ!」、「このドキドキさえ消すことができたら」、「顔が赤くならなかったら」と思うこともあるのではないでしょうか。
大切な時に限って訪れるドキドキや緊張。少しでも和らせるために、緊張しない3つのステップを伝授!
1) 大切な場面では、事前にカラダを緩める
緊張している時は、知らない間にカラダに力が入ってガチガチの状態。
緊張を予感して身構えることでカラダに力が入り、気持ちもますますドキドキしてしまうのです。この状態を緩和するためには、カラダのメカニズムを逆手にとって「力(りき)んでから緩める」が大切。緊張しそうだな! と思ったら、まずは、わざとカラダに力を入れましょう。口を閉じて、両手もギュッと握りこぶし。お腹にも力を入れて……おしりや足にも力を入れます。全身に力を入れた後に、それを一気に解放して、全身をだら~っとします。このカラダが緩んだ状態は、緊張の元になるガチガチを和らげ、ドキドキしなくなります。時々この方法を練習しておくことで、いざという時に簡単にリラックスできますよ。
2) 最初の10秒だけ頑張るという意識で
自分としてはすごく緊張する場面。でも相手は、あなたの話を真剣に聞いている訳ではありません。場合によってはほとんど聞いてないので、実はそれほど頑張らなくてもいいのです。とはいえ、どんな場面でもあなたの最初の印象は他人の心に残ります。
緊張するかもしれない……と思った場合は、「最初の10秒だけ頑張る」という意識でトライしてみましょう。最初の10秒だけはスペシャルな笑顔で。大きな声で挨拶、ハッキリ短く開始の言葉を伝えましょう。それだけを目標にしておけば、後はほとんど失敗しても良いのです。第一印象だけ頑張ろう! と意識付ければ、結果的に全体もリラックスした気分で進めることができます。
3) 途中で緊張したらカラダをリセット
大切な場面では、だんだん緊張してきたり、途中で頭の中が真っ白になることも。
そんな時は、一旦のリセットが大切です。なんだか自分が混乱してきたな……と思ったら、一度姿勢を正して、遠くを見つめてみましょう。背筋を伸ばし、視界を拡げるだけで、自然に気持ちが楽になっていきます。例え途中で会話が止まったりしても、聞いている人はそれほど気にしないものです。それどころか“適度な間”は、余裕すら感じさせます。自信を持って、コミュニケーションの途中に一呼吸を取り入れましょう!
いかがでしたか? 緊張しない三つのステップは、どこでも簡単にできます。ドキドキするからといって目立つことを避けるよりも、小さなことからトライしてみませんか。勇気を出せばあなたにもビックチャンスが巡ってきますよ。