こう考えてみよう! 新生活のストレスに押しつぶされそうなときに
4月も終わり、5月になりましたね。春のせわしさもひと段落したころでしょうか? 新しい仕事を始めた方、今までとは違う環境で生活をはじめた方、さまざまいらっしゃると思います。慣れないことへのストレスで息切れしていませんか? 本日は、そんなあなたへのエールを送らせていただきます。
「今すぐになんとかしよう」という考えは持たなくていい
「急いては事を仕損じる」ということわざがあるように、焦ってなにかをしようとしても、うまくいかなかったり、空回りしてしまうことってありますよね。落ち着かなくては、とわかってはいても、なにかに追い立てられている感覚が離れないときもあります。
すぐにやってしまいたいことでも、まわりの協力がないとできないことはたくさんありますよね。社会のなかでは、一人でなんとかできないことが大半です。そして、集団のなかでは、予定通りにすべてがうまく運ぶなんてことは多くないのです。
思うようにことが運ばなくても、「自分が無力なせいだ」と嘆く必要はありません。自分に求められていることを丁寧にこなしていくことが重要です。物足りなさを感じて焦ってしまわないでも大丈夫です。タイミングを待って、人から求められたときにいつでも「よっしゃ、こい」と受け止められる態勢を整えておきましょう。
みんなに好かれたいと思っても限界がある
新生活のなかでは、いろんな人に出会うと思います。なかには、悪意を向けてくる方もいるでしょう。ウマがあわない人と一緒に働くことになったりもするでしょう。性格があわない人といっしょにいるのは神経をつかいますよね。そんなときは、ある程度割り切ることも必要です。
表面上だけのおつきあいが必要なこともあります。無理に相手に好かれようと奮闘しても、かえってひんしゅくを買うこともありますよね。人は、自分のことは変えられても、他人は変えられません。「そういう人もいるんだ」と距離をおけばいいのです。
まわりにいる全員から好かれるなんてことは、ハリウッドスターでも難しいことです。ご自身の良心にしたがって行動していれば、おのずとあなたと空気があう人が集まってくるでしょう。今はそれを待つときなのです。
今日が終わったということは、あなたがなにかを成し遂げたということ
自分の頑張ったことを認めていく、ということは、なかなか難しいことだと筆者は思います。できれば、理解のある上司に「よく頑張っているね」と褒められたいですよね。心を許せる同僚と「お互い頑張ろう!」と励ましあったりしたいもの。
けれど、そういう環境に恵まれることは、あまりないというのが現実ではないでしょうか? やはり、そういう人に出会うというのは時間がかかるものです。だからこそ、価値があるのだと筆者は思います。
一人で、自分のことを奮起させて毎日を淡々と過ごしていく時期もあるでしょう。どうか、毎日の終わりに頑張ったご自身を「よくがんばった」とほめてあげてほしいのです。一日が終わったということは、あなたがなにかを成し遂げ、昨日よりも成長したということです。それは忘れないでいただきたいのです。
いかがでしたでしょうか? 新しい環境でストレスがたまっているみなさま、どうか、ストレスの爆弾が爆発するまえにご自身をいい子いい子してあげてくださいませ。
今は、まわりの人が気づけない努力であっても、時間がたてばかならず表に出てきます。めげないでください。頑張っている人は、必ず報われると筆者は思います。あなたを見てくれている人は必ずいます。また明日も、頑張っていきましょう。