年をとるのが怖いあなたへ! 「アラサーっていいな」と思えたこと2つ

2017.05.11

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みなさんは、アラサーという言葉にどんなイメージをもっていらっしゃいますか? 「お肌の曲がり角がくる」と思われている人もいるでしょうし、「そろそろ結婚しなくちゃ出遅れちゃう」と焦る気持ちに追い立てられている人もいるでしょう。
けれど、実際にアラサーになってみると「あれ、こんな素敵なものなの?」と思うことはたくさんあるのです。今日はそんな思いをされた2人の女性のお話。あなたは、どんなアラサー女子になりたいですか?

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「イイネ!」されなくても自信が持てるようになった

「20代のころは、SNSで常に人からの「イイネ」待ちだった。人から見て、ウケのいいスタイルで、流行なんかも意識して、女子力の高そうなことをしたら即SNSで報告。フォトジェニックを常に意識していました。
でもアラサーになって、まわりが自分の夢をかなえたり、結婚したりしていくのを見て『このままで本当にいいのかな?』と思うように。もっと自分自身の好きなことや、長いスパンでやっていきたいことってどんなものなのかなと考えました。人の評価を意識しすぎることをやめて、自分の声をしっかりきくように意識しました。そうすることで、自信もついてきたように思います。
今は、SNSはめったにアップしません。自分らしくいられることに喜びを感じています」(28才/通信系事務/女性)

▽ 素晴らしいですね。他人からの評価は、いい意味でも悪い意味でも流れゆくものです。その評価は一定であることはないですし、それを常にいい状態にすることは至難の業です。けれど、自分が本当にやりたいことや、好きなものというものはそうそう変わることではありません。自分のことに耳を傾け、大事にできることって幸せなことですよね。

まわりを気にせず自分の好きなスタイルができるようになれた

「20代中ごろまで、実家にいました。なにをしても頭打ちになっている気がして、思い切って一人暮らしをはじめたんです。実家は田舎なので、親の目とか近所の干渉とかもあって息苦しくて。
アラサーになって自由になる時間やお金ができてきたとき、「もっと自分のことを楽しもう!」と考え方を変えました。20代のころはしなかったようなファッションにも手を出してみたり、高級なお化粧品を試したり、旅行に行ったり……。『こういうことしたかった!』ということができるたびに、自分の成長を感じています」(30才/サービス業/女性)

▽ 自分がこうしたい、と思うことを謳歌できるってなんて素敵なのでしょう。そういう「本当は与えられている自由」を楽しめていない人はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
たとえば、なにかをしようとすると「イタい」とか「年相応のことをしなさい」とかいう言葉を投げかけられたこと、誰しも一度はあるのではないでしょうか。筆者はそういう言葉にあまり影響されなくてもよいのではないかと思います。一般的な尺度をもつことも必要ですが、それに心を奪われては、せっかくの自由を楽しめないからです。
他人は自分の生活には関係のない、しょせんは外野の人たちです。一番大切なのは、「今の自分を自分自身が愛せるか?」ということです。「今の自分、大好き!」という状態に常に持っていければこんなにうれしいことはないでしょう。
そこまでいかなくとも、「今までの自分と比べたらいい感じなんじゃないかな」くらいのおおざっぱな感じでゆるくご自身のことを認めてあげられると、毎日もより楽しくなるのではないでしょうか?

アラサーになった今だからできることはたくさんある。

筆者も、20代と30代を比べたときに「今のほうが断然自分らしく生きられているなあ」と思います。それは、自分というものを他人と比べても仕方がないということがわかったからではないかと思うのです。
どこまでいっても、自分のことを一番理解しているのは自分自身であり、そんな自分を一番愛せるのも自分なのです。いい意味で他人からの距離をとれるようになったときに、「こういう自分でも頑張って生きているし、今の自分、悪くないんじゃない?」と笑えるようになれたのだと思います。
アラサーになったら自由は増えていきます。もっともっと今の自分を楽しんでいきましょう!

2017.05.11

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記事を書いたのはこの人

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Written by 立羽あさぎ

広島の山奥にある大学を卒業後、上京。 着ぐるみのスーツアクター、俳優・声優として活動後、エステティシャンとなる。 現在は、都内で劇団『タカラサガシゲキ団』の代表として、脚本・演出家として活動中。 オフに楽しむ梅酒と枝豆が何よりの至福。 暴走系ひきこもり女です。ご贔屓にどうぞ。