いつも誰かの言いなりになってない? 「お人よし」がやってしまいがちなこと6つ
好んで人から嫌われたいと思う人なんかいませんが、でも社会生活を送っていれば、すべての人から好かれるなんて不可能だと思わされます。でも人から嫌われるのが怖くて、あるいは他人と波風を立てるのがイヤで、ついつい八方美人やお人よしキャラになってしまっていることはないでしょうか。
自分の思いをちゃんと表現することができず、なんだかいつも誰かの言いなりになってしまっている……そんな“お人よし”さんがやってしまいがちなことをまとめてみました。
1: 「いいえ」と断ることがとても難しいと感じている
他人からの頼まれごとやお誘い、なんであれ「いいえ」と断ることがなにかとても悪い気がしてしまう……そのため結局なんでも引き受けてしまうことに。明らかにキャパシティーオーバーな仕事、気の進まない飲み会……ユウウツなことがどんどん増えていく一方です。
2: 人が困っているのを見ると、たとえ気が進まなくても助けてしまう
これがまさに“お人よし”たるゆえん。困っている人がいると、見てみぬフリをすることができず、どうしても助けの手を差し伸べてしまいます。その優しさが正当に評価されればいいのですが、いつもそうとは限らないのが悲しいところ。助けたり、手伝ったりするばかりで助けてもらうことはあまりない、善意の一方通行ということにもなりがちです。
3: 正直に思ったことをそのまま伝えることができない
世の中の“お人よし”さんたちは他人の感情にとても敏感な人たちです。自分の発言についても、「正直に言ったら、この人の気持ちを傷つけるんじゃないか」という懸念が常に頭の中にあります。そのため、思ったことをそのまま伝えることができず、いつも本音をトーンダウンさせて話すことが多くなるのです。相手の感情を気遣うあまり、正直なコミュニケーションが難しくてストレスをためこみやすいとも言えます。
4: ついついお世辞がよく口から出てしまうし、褒められるのも好き
誰かのいいところを見つけ、それを素直に褒めるというのは素晴らしい美点。でも他人とのもめごとを恐れる“お人よし”さんは、相手から嫌われないため・自分に好意を持ってもらうために、相手を褒めたり、お世辞を言ったりすることがよくあります。そして誰かから褒められることも大好き。相手が自分のことを嫌っていないとわかるので、安心できるのです。
5: たとえ自分が悪くなくても、「ごめんなさい」とすぐに謝ってしまう
ミスをしたり、自分が悪かった場合、素直に非を認め、謝ることはとても大切。でもあきらかに自分が悪いわけでもないのに、すぐに「ごめんなさい」と謝ってしまうクセがある人は、とにかく謝ることでその場を収めようという気持ちが働いているようです。
これも嫌われたり、悪い立場になりたくないという思いからですが、なんでも謝ればすべて済むというものでもありません。
6: つまらない会話でもなんとか我慢してやり過ごすことが多い
ゴシップや自慢話を延々と繰り広げる人たちとの会話。少しも面白くないので一刻も早くその場を離れたいと思っていてもなんとか耐えてしまう……というのも“お人よし”な人たちがやってしまうこと。時間の無駄、ロスと思っていても、話を遮ったり、その場を離れるのは失礼だと考えています。曖昧な笑顔を浮かべて、適度な相づちを打っていれば、なんとなく時間は過ぎていくもの……。そう割り切っているのです。
▽ 参考記事(海外サイト):15 things all people-pleasers can relate to