鏡の中の自分とちがう……自撮りがうまくいかない原因5つ
いつも見ている鏡の中の自分をイメージして自撮りを試みるも、なかなか上手に写真が撮れないと、諦めている人が多いかもしれません。SNSで素敵な自撮り写真をアップしている人を見ると、もとがかわいいから? それとも自撮りのプロだから? などと考えてしまいますよね。
実際、自撮りっていくらかわいくっても上手に撮れなければ、鏡の中の自分とは別人に写ってしまいます。じつは、上手に撮れないのはいくつかの原因があります。その原因を知っておけば自撮りのプロになれるかもしれませんよ。
原因1: 下から写している
自撮りの基本と言ってもいいのが、レンズの位置は自分の目線より上になること。ありがちなのが、目線と同じ高さに持ってきたり、若干下から写した状態になることです。目線をレンズに合わせようとすると、ついつい手元が下に行きがちです。そのため、下から写している状態になってしまいます。
また、手元を上にもっていったのに、あごを上げた状態にしてしまうと、あまり意味がありません。目線をすこし上向きにするくらいがちょうどよい位置です。
原因2: 近すぎor遠すぎ
レンズと自分があまりにも近すぎると、顔がでかく見えて見栄えが悪くなってしまいます。逆に遠すぎると見せたくない身体の部分まで写ってしまい、鏡と違う自分がいる! と感じてしまいます。人によってその距離感は違うので、首や肩のラインを写したり、または胸元は写さないようにしたりと、自分にとってベストなレンズの位置を探さなければいけません。
原因3: 目が笑っていない
普段でも目だけ笑っていない人は、ちょっと怖い感じがしますよね。レンズを目の前にして緊張し、口だけスマイルを作ってしまうと、とってもぎこちない笑顔になってしまいます。写真を撮る時の基本でもありますが、目に笑みを作るほうが自然と美しくなります。スマイルの練習は、まずは目元から行っておくのがいいでしょう。
原因4: 体のポジションが悪い
いくら顔だけ写すといっても体のポジションが悪いだけで、かっこ悪い写真になりがちです。体と顔を真正面に写すのは証明写真になりがちなので、体に少しひねりを入れてあげると、とたんに素敵になります。たとえば、少し肩をアゴに向けるようにひねりを加えたり、逆にアゴを肩に向けて目線をレンズに合わせたり……といったように、全体にひねりを加えてみましょう。
原因5: そもそも写真に写るのが好きじゃない
写真を撮られるのが嫌い……なんて人も多いのではないでしょうか。そのような人は、そもそも自撮りをすること自体ないかもしれませんね。しかし、一度挑戦しただけで、やっぱり変な顔になる……うまくとれないからやめた! なんてなりがちです。そのため、美しく写ろう、かわいく写ろう、といった努力を怠ってしまいます。
自撮りが素敵に撮れている人は、ちゃんときれいに撮れるように研究しています。一度の失敗に恐れず、自分の素敵な姿が写る角度を探してみましょう。