初詣に向けて確認を! その参拝方法、大丈夫?
もういくつ寝ると~お正月~!
皆さまはお正月と言えば、どんなことを思い浮かべるでしょうか? 初日の出、おせち、お雑煮、お年玉、羽子板、福笑い、初笑い……いろいろあるとは思いますが、やっぱり“初詣”は欠かせませんよね! ところで、神社の正しい参拝方法って、知っていますか? 実は、あやふやにしたままお参りをしているという人も多いのではないかと思います。
来たる2017年の初詣は、ぜひとも正しい参拝方法で参拝してみませんか?
鳥居をくぐる前に軽く一礼を!
実は、参拝というのは鳥居をくぐるときから始まっているんです。まずは服装の乱れを整え、鳥居の下で軽く一礼をしてください。鳥居をくぐるときは(なにも注意書きがなければ)左端が好ましいと言われています。
境内は真ん中を歩かない!
真ん中は神様が通る道なので、そこを私たちが通るのは失礼に値することなんです。“参拝させていただく”立場の私たちは、神様に敬意を払う意味も込めて、真ん中ではなく端っこを歩くようにしましょう。通常は左側通行とされていますが、伊勢神宮の内宮のように右側通行とされている場合もあるので、指定がある場合にはそれに従ってくださいね!
ちなみに左側通行の場合、足の運びは左足、右側通行の場合は右足から入ります。
手水舎は汚れや穢れを落とすもの!
神様の前に参上する前には、汚れや穢れを落とす必要があります。手水舎に立ち寄り、これらをここで洗い落としていきます。まずは右手で柄杓を持ち、水を汲みます。そのまま左手を清めたら柄杓を持ち替え、次は右手を清めます。再び柄杓を右手に持ち直し、左手に水を溜め、口をすすぎます。それが終わったら左手を清め、柄杓を縦にして柄を清めたら、柄杓を伏せるようにして元に戻します。
柄杓に直接口をつけたり、水を汲み足すのはNG行為なのでご注意ください!
いざ、ご神前へ!
さい銭箱の前に立ったら、おさい銭を静かにさい銭箱へと落としましょう。おさい銭は献上するものなので(もともとはお供え物だったと言われています)くれぐれも投げ入れないようにしてくださいね!
おさい銭を入れたら次は、2回お辞儀をして、2回手を叩き、最後に1回お辞儀をする二礼二拍手一礼をします。もし、二礼二拍手一礼の前に鐘を鳴らすなら、鳴らすのは1度だけ――これが正式なルールです。
このときも、なるべくならご神前の真ん中には立たないほうが好ましいと言われています。
正しい参拝方法を身につけておけば、大好きな彼の前で恥をかくこともありませんよね!さらに言うなら、男性の大好物の“育ちのいいお嬢さま”アピールにもなります。
ぜひ今一度、参拝方法を確認してみて損はないと思いますよ~! それでは皆さま、いいお年をおむかえください。