これぞオトナ女子のたしなみ! テーブルマナーの基本
これから本格的に到来するクリスマスシーズン、皆さまはどのように過ごすご予定でしょうか? 今年のクリスマスは休日ですので、「彼氏とおしゃれな高級レストランでディナーなの!」という人も多いのではないでしょうか。さて、ここで質問です!
「テーブルマナーは完璧ですか?」――改まってこう聞かれると、自信を持ってイエスと答えられる人は意外と少ないかもしれませんね。
さて、基本的なテーブルマナーについていま一度、確認してみることにしませんか?
大きな荷物は持ち込まない
大きな荷物を持ったままレストランに入ることは(絶対にNGというわけではありませんが)なるべく避けなければなりません。そのため、大きな手荷物がある場合にはフロントやクロークに荷物を預かってもらえるかどうか確認してみましょう。
着席時の姿勢に気をつける
高級レストランを楽しむためには姿勢も重要なポイントになります。
案内された席に着いたら、バッグは腰と背もたれの間に置くのではなく、腰の左脇に置くとイスに深く座れて座り姿勢が美しく見えますよ。
ナプキンを早めに広げすぎない
ナプキンを早めに広げるのは「早くしてください!」と急かしている意味にとられてしまうこともあるので気をつけなければなりません。タイミングがわからなければ、オーダーが済んだあとに広げるのがベスト。
中座するときはナプキンをイスに置く
もしもディナーの途中で席を外したいときには、膝の上のナプキンを軽くたたんで置きます。テーブルの上ではなく、イスの上に置くというところを間違えないようにしましょう。
カトラリーは外側から使う
料理の提供順に並べられているため、カトラリー(ナイフとフォーク)はテーブルに並べられた外側のものから使っていくようにしてください。これはもう常識以前の問題と言われてしまうかもしれませんが、念のため確認でした!
カトラリーの置き方に注意する
パンやワインを食べるときなど、カトラリーをちょっと置いておきたいと思うことがありますね。そのときには、ナイフとフォークのそれぞれをお皿の斜め横に八の字になるように置くようにします。2本を揃えて置くのは食べ終わりの合図になってしまうので気をつけましょう。
口や指を拭くときはナプキンを使う
口や指を拭くときには、ナプキンを使います。キレイなナプキンを汚すのが申し訳ないと思っても、ティッシュやハンカチを使うのはマナー違反。これは「あなたのお店のナプキンが汚くて使えません」という意味にとられてしまいかねないので注意!
ちなみに、ナプキンで拭いてもいいのは口と指だけ。お皿やグラスを拭くのはNGです。
食後にナプキンをたたまない
ナプキンをたたむのは「料理がおいしくなかったですよ!」というシェフへのクレームになってしまいます。
食後のナプキンはたたまないのがマナー。これは「おいしすぎてたたむことさえ忘れてしまいました」ということを意味します。しかし、あまりにもくしゃくしゃにしすぎるのは行儀が悪いのでほどほどに!
いかがでしたか? 基本的なマナーがわかっていれば、緊張することなくお料理とトークに集中できますね。それでは、ステキなディナータイムをお楽しみください。