戦うよりも逃げるが勝ち!? メンタルを強くする方法5つ
ささいなことで傷ついたり、ストレスがたまってイライラしたり――「自分ってなんてメンタルが弱いんだろう……」と、悩むことってありますよね。
感情をもつ人間であれば、傷ついたり怒ったりして当然です。「でも、もう少し強い人間になりたい!」というあなたに、今回はメンタルを強くする方法をご紹介します。
ストレス社会でがんばるみなさまが、少しでも生きやすくなりますように。
ポジティブになりたい人必見! ストレスのスルースキル
メンタルが弱いと悩む方の多くは、繊細で責任感が強い性格です。優しいからこそ、自分を責めてしまうのです……。感情が欠落した人間になれば、強靭なメンタルを手に入れることができますが、そんなロボットのようにはなれませんよね。
ストレスをまったく感じなくなることは不可能ですが、上手に受け流すことでメンタルを強くすることができます。さっそく、ストレスのスルースキルをあげましょう!
1: テキトーな人間になる!
メンタルが弱い人は、完璧主義で責任感も強め。そんな人が仕事でミスをしてしまったら、「自分のせいでみんなに迷惑をかけた」「自分はダメな人間だ!」と思いつめてしまいます。そんなときはいい意味でテキトーな人間になりましょう。
「だれだってミスくらいするでしょ」「このまえは、同僚のあの子だってミスしてたし」――などなど、社会人としてちょっとどうなの? と思ってしまうかもしれませんが、メンタルの強化に必要なのは「テキトーさ」と「楽観主義」です。落ちこむことが多いようであれば、たまにはテキトーな人間になってしまいましょう。
2: どんなできごとにもいい側面がある
仕事での失敗や、彼にフラれてしまったときなど、どんなにツラい経験でも、いい側面はあります。仕事でミスをしてしまったら、しっかりと原因を追究すれば、さらに大きなミスを防げますよね。失恋をしても、うまくいかなかった原因をくり返さないようにすれば、次の恋はもっと素敵なものになります。
ツラい経験の最大のメリットは、自分が成長できることです。傷ついたぶん、元をとらないと損ですよ! もっともっと素敵な自分になりましょう。
3: 必要以上に人に合わせようとしない
自分の意見を押しころしてまで、人に合わせようとしてはいけません。他人の目を気にしすぎていると、自分の心を大事にできなくなります。ちょっとくらいマイペースに生きたって、人に迷惑をかけなければなにも問題ないのです。多少空気を読まなくても、周囲の人はそれほど気にしませんし、むしろ面白がってもらえるかも。
4: どんなことにも感謝
どんなに小さなことでも、人からの好意はしっかり受けとりましょう。人からしてもらったことや、嬉しかったことは、1日の終わりにノートに書きとめます。「いいことなんてなにもない」と思っていた日常のなかに、「ありがとう」と言えるような瞬間がたくさんあったことに気づくはずです。自分はいろんな人に支えられていて、決して1人ではないのです。
5: 困ったらすぐに助けてもらう
「こんな大量の仕事1人じゃ無理!」「彼氏のグチをきいてほしいから女子会ひらこう!」―― 人に頼るのが上手な人は、決して無理をしません。困ったらすぐに助けてもらおうとします。「人に迷惑をかけるなんて……。自分でできることは自分でやらなくちゃ」 と、なんでも自分だけで抱え込んでしまう人は、いずれ、ストレスやプレッシャーに押しつぶされてしまうでしょう。
頼られると嬉しく思う人はたくさんいます。甘えることは決して悪いことばかりではありません。つぎはあなたが助けてあげればいいのですから、支えあって生きていきましょう。
メンタルを強くするには、感情を麻痺させるのでもなく、戦うでもなく、うまく逃げることが大切です。みなさまの毎日が、少しでも楽しくなることを願います。