さみしさをパワーに! 孤独力を身につけるにはどうしたらいい?
人は誰もが孤独を抱えているものです。どんなに恵まれているように見える人でも、ふとした瞬間に孤独を感じることも少なくありません。そんな孤独感ですが、味方にできれば、パワーアップできます。さて、孤独力を身につけるには、どうしたらいいのでしょうか?
ひとりで過ごす時間は自分をとことん甘やかして
たまに、ひとりの時間をどのように過ごしていいのかわからない、誰かと一緒にいないとさみしくなってしまう、という人に出会うことがありますが、ひとりで過ごす時間を大事にできないのは、自分を甘やかす方法を知らないのではないかと思います。自分を甘やかす方法を知るためには、ひとりの時間ができたら、自分がいまなにをしたいのか、とことん考えてみてください。
そのうえで、いますぐに、できることをしてみるといいでしょう。孤独が消えて、ひとりで過ごす時間を楽しめるようになります。孤独力が鍛えられれば、自分に本当の意味でやさしくなれるようになり、ストレスを解消するのも、上手くなるのですね。
孤独はより素晴らしい人生を生きるヒント
なにをやっても満たされず、孤独感に苛まれてしまうときがあります。そんなときは、自分のいまの生き方に心の底から納得していないのかもしれません。長く続く孤独感は“あなたらしい生き方をしていない”アラートだとも言えるのです。
孤独でツラいときは、時間を忘れて夢中になれることを思い出してみましょう。そして、いますぐにそれができなかったとしても、それに関する情報を集めてみたり、それに夢中になって楽しんでいる自分をイメージしてみてください。それによって、いまよりも、満足度の高い人生の歩み方が見えてくる可能性があります。
理解者不足の孤独感
ある程度、孤独力を身につけていくと、自分というものがハッキリと見えてきます。それと同時に襲ってくるのが「この世に自分を理解してくれる人はひとりもいないのでは?」という孤独感です。でも、よくよく考えてみると、100%自分を理解してくれる人など存在しません。逆に存在していたら、こわいです。
理解者不足で孤独を感じたら、自分の一番の理解者は自分だと思って、他者に過度な理解を求めないようにしましょう。理解者不足の孤独感を乗り越えることができれば、あなたの孤独力はハイレベルな領域に達するはずです。
たとえ、孤独を感じることがあったとしても、それをパワーにしたり、自分を知る糧にできるようになります。とはいえ、孤独力を高める過程は、決して生易しいものではありません。何度も挫折しそうになるでしょう。そんなときは、信頼できる誰かに正直に“いまさみしい”と言って会ってもらうことも大事です。
生きとし生ける者はすべて、ひとりで生まれ、ひとりでこの世を去っていくため、一生、孤独と付き合い続けなければいけません。ですが、まわりのサポートがあるからこそ、いまのあなたがいるわけで、孤独を感じたとしても、決して“ひとり”ではないことを忘れないでくださいね。