目覚めとリフレッシュに最適! コーヒーがもたらす時間ごとの体の変化とは?

2016.10.01

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眠気を覚ますだけでなく、気分転換にもうれしい効果のあるコーヒー。何気なく飲んでいるだけで実際どのように体に作用しているか、気にしていない人も多いのではないでしょうか? コーヒーは脳だけでなく、体や精神面に大きな変化をもたらしているんですよ。では、どのような変化が現れるのか時間ごとにご紹介します。


10分~20分後: 脳が覚醒

コーヒーを一口飲んだその10分後、すでにカフェインが血流に乗って体内に運ばれていきます。そして、心拍数や血圧・エネルギーの循環もあがっていきます。20分後には神経伝達物質に影響を与え、交感神経を活発にさせて脳を覚醒させ眠気覚ましをしてくれます。
眠いときにコーヒーを飲むと目が覚めるのは、カフェインによる交感神経の活性化のためです。朝眠いときは、10分~20分のコーヒータイムが作れるとよさそうですね。

30分~40分後: エネルギーに満ち溢れる

30分後には、体内で多くのアドレナリンが生成されエネルギーを感じはじめます。また血流がよくなり筋力へも影響を与えるため、体力的にもエネルギッシュになります。
そのため、運動をする30分前にコーヒーを飲むと、より高いパフォーマンスを望めます。40分後には気分が高まり、脳の感受性がよくなってきます。

1時間後: 心が安定してくる

コーヒーを飲んで1時間たつと、だんだんと心が安定して不安な気持ちがとり除かれていきます。その理由は、カフェインの影響で脳から発せられるドーパミンが、気分を落ち着かせてくれるからです。
気分転換でゆっくりするためにも、1時間くらいの休憩があるとリフレッシュができそうですね。

3時間後: カフェイン効果が低下してくる

3時間もたつとだんだんとカフェインの効果が低下しだします。脳にブレーキがかかったように、落ち着きがなくなってきてしまいます。
実際、カフェインで体力も気力もアップしたと思われがちですが、疲れた気分を脳でごまかしていただけということになります。そのため、だんだんと「あぁ、やっぱり私疲れる……」と感じてきます。

6時間後: カフェイン効果が低下してくる

半日が過ぎれば、もちろん6時間前にコーヒーを飲んだことなんて忘れてしまいますよね。しかし、体は違うんです。カフェインは6時間後に利尿作用として効果を発揮しだします。
夜寝る前にコーヒーを飲んではいけないと言われていますが、正しくは6時間前ということになります。夕方にコーヒーを飲まないようにしたほうがよさそうですね。

コーヒーが体に与える影響を時間ごとに見ていくと、飲む頻度や時間帯の重要性が見えてきます。朝飲むことで目覚めの効果が出たり、休み時間に飲むことで心の安定がとれます。
一日のうちのどのタイミングで飲めばいいのか、生活スタイルに合わせてコーヒーライフを楽しんでみてはいかがでしょうか?

2016.10.01

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。