あなたの「ずっとも」は誰? アラサーだからこそ考えたい「本当の友だち」の条件
「ずっとも」ってご存知ですか? 若者言葉のひとつで「ずっと友だち」の略です。アラサーの筆者は初めて聞いた時に意味がわかりませんでした。日本語というのは本当に奥深いです。さて、本日は友情についてのお話です。
【問題】友だちってなんだろう?
学生の頃は、狭い世界のなかで、縁があって青春時代をともにした人が友だちになります。当然のように一緒にいて、「ずっと友だちでいようね!」なんて言い合ったり、プリクラに「フォーエバーフレンズ」なんて落書きしてみちゃったりしたもの。
今、同じことをしようとするとなんだか構えちゃったりしませんか? 年を重ねると、友だちという言葉の敷居が高くなるような気がします。
大人になってからの友だちは慎重に選ぶべし
学生の頃と、大人になってからの大きな違いは、友だちを自分で選べるということです。いい意味でも悪い意味でも、自分のまわりは自分次第です。そして、その環境はあなたの人生を大きく左右させます。まわりに合わせて、なあなあにしてはいけないのです。自ら手を伸ばさなければ手に入らない、それが大人になって得られる「本当の友だち」なのです。
人間関係を断捨離しましょう
豊かな人間関係を築きたいのであれば、あなたにとってマイナスを与えるような人間は友だちから外しましょう。容赦なく切り捨てます。それでいいのです。では、なにを基準に切り捨てればいいのでしょうか?
条件1: 一緒にいて楽しいか?
友だちは、一緒にいて楽しい人にしましょう。退屈な人や、気をつかわなければならない人、空気が読めない人、わがままな人、そんな人は、門前払いでいいのです。一緒にいてワクワクしたり、ありのままのあなたでいられる人でなくてはつまらないですよ。
条件2: 尊敬できるか? またされているか?
バカにしてくるような人は、友だちではありません。引き立て役としか思っていない相手に、あなたの大事な「友だち」という座を与える必要はありません。
条件3: 互いのしあわせを共有できるか?
いいことがあったら二倍にして喜び、悲しいことがあったら半分こにして悲しめる、そんな友情を育みたいものです。
嫉妬しあったり、足をひっぱりあうような人は友だちではありません。
条件4: あなたばかりに負担はないか?
人間関係はギブアンドテイクのバランスをとることが大事です。このバランスが保てないと、どちらかに負担がかかることになります。人といて、やりたいことができなかったり、言いたいことが言えなかったりして我慢をすると「なんで私ばっかり」という気持ちになってしまいますね。それではいけないのです。
愛は、与えすぎても奪いすぎてもいけません。対等な関係を作るためには努力がいるのです。
いかがでしたでしょうか?
大人になった今だからこそ、あなたのまわりの環境はあなたが作り、彩り、そしてより豊かになるようにだいじに育てていかねなりません。
お付き合いで、なんとなく浅く広く人間関係をつなげるのはカンタンです。ですが、ほんとうに自分が必要な人だけを深く大事にしていくには、根気と胆力がいるものです。また、そうしてあなたのそばに集まった彼らですから、あなたをカンタンに裏切ることはないでしょう。彼らがくれる自信は、あなたがここぞという正念場に、大きなサポートになってくれます。
ぜひ一度、あなたにとって「本当の友だち」とは誰なのか、ご自身に問いかけてみてくださいませ。