乗り越えてこそ輝ける……!! “愛すべき20代の過ごし方”について
女子の20代というと、「若くて人生を謳歌できる一番楽しい時期」だと思っていませんか? でも実際のところ、そうウキウキもしていられず、人知れず思い悩むことも多いときだといえます。もちろんいいことばかりじゃありません。でもだからこそ愛すべき、20代の過ごし方について考えてみました!
金銭的余裕はまだないけど、今がんばっておくことが肝心!
一見華やかな毎日を送っているようでも、20代のころはまだまだ駆け出し。仕事があっても生活するのに精いっぱいでなかなか貯金もできないという人も多いでしょう。でも、ひとり暮らしで自炊生活・倹約に励む人だってたくさんいます。「親と同居してるから関係ないわ」という人もいるかもしれませんが、親に甘えすぎないで、経済的に自立するためにもお金のコントロール方法をちゃんと身につけるべき。
でも悲観しすぎる必要もありません。今がんばっておくことで、お金との上手な付き合い方もわかってくるし、貯金もたまっていけば余裕も生まれてきます。
仕事・恋愛・人間関係――はじめての経験に、途方に暮れることも
10代のころはとりあえず学校に行って、親の言うことをきいていればなんとかなったかもしれません。でも20代にもなると、自分自身で考え、選択し、解決しなければならないことがたくさん増えてきます。仕事・恋愛・人間関係――学生時代には経験しなかったようなことに遭遇して驚いたり、途方に暮れてしまうことも。こと恋愛に関しては、それまでにはなかったような人との出会いも増え、刺激の強さに目をまわしてしまう人もいるでしょう。
今まで考えもしなかったリアルな、そして逃れようもない問題が出てきて、「もうどうしていいか、わかんない!!」と投げ出したくなるときだってあるのが20代です。筆者の経験から言えば、そんなときは直感に従うのがベスト。
将来のことなんて誰にもわからないのですから、心の底から聞こえる、「私はこうしたい!」というピュアな気持ちを一番大事にするのがよいでしょう。
SNSに惑わされそうになっても、自分のペースを信じて!
便利なはずのSNSがじつはユウウツの原因にもなってしまうのが、現代の悩ましいところ。友人や元カレの婚約・結婚報告、あるいは出産話などが次々と出てきて、素直に喜べない“ダークな自分”に気付いて、ますます落ち込むことなどないでしょうか。実際、海外ではFacebookを使う時間が多い人ほど、幸福度が低いという調査結果もあるようです。
ですからSNSでネガティブな気分になることが多いと感じてきたら要注意。どっぷりはまり込まず、適度な距離感をもって付き合うようにしましょう。それに人生になにが起こるか、その順序やスピードは人それぞれ。競争でもなんでもないので、焦りを感じることなどないのです。
孤独感との付き合い方も学べるとき
ひとり暮らし、友だちの結婚……。どんなにたくさんの友だちに恵まれていても、ふとしたことをきっかけにさみしさを感じることも多いのが20代。さみしさを紛らわすために、お酒・買い物・女子会といった手段を覚えていくのもこの時期です。さみしさを感じるのはちょっと切ないし、つらいこと。でもネガティブにとらえることはありません。生きていればいろんな感情を経験するものです。そんな孤独感を覚えるだけ大人になったんだと考えましょう。
さみしさを感じているときほど、映画・歌・小説などが心に深く響くときでもあります。自分の心にまっすぐ入り込んでくるアートと出会うことで、人生もより深く味わえるようになります。
今はイマイチパッとしない日々に悩んだりすることもあるかもしれませんが、それも振り返ってみれば“愛しき日々”と感じられるはず。
誰にとってもたった一度しかない20代、思い描くものとはほど遠いと思っても、そんな日々を精いっぱい自分らしく過ごすことができれば、きっと自信をもって30代をむかえられるでしょう。