ネガティブな感情から逃げないで! きちんと向き合うために大切なこと

2016.07.04

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怒り、悲しみ、嫉妬……ネガティブな感情は誰にでも避けられないものです。
でもこれらを絶対悪ととらえ心のなかに封印してしまうのはかならずしも賢い方法とは言えません。
むしろ精神衛生上のためには、こうした負の感情と向きあい、受け止めることがハッピーになるためにも大切だと言います。
ではそれらの感情とどのように向きあっていくべきなのか、個別にヒントをご紹介していきましょう。

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悲しみ

まず認識しておきたいのは、「人生そうそう楽しいことばかりじゃない」ということです。幸せや楽しさがあるぶん、悲しみも同じように人生に訪れてきます。
だから悲しくなったとき、妙に悲劇のヒロインを気どったり、絶望的な気分になることは絶対に避けましょう。
だって、生きているかぎり、悲しい気持ちになるのは極めて自然なことなのですから。誰にでも悲しみは訪れます、そんなときは自分がもっとも心地いいと感じられること(おうちにおこもり、エステや美容院、美味しいものを食べるなど)を堪能して、悲しい気分が和らぐのを待ちましょう。
そしてあまり長い間ひとりきりで閉じこもらず、気の許せる友だちや家族と過ごすことも大切です。自分を大事にしてくれる人たちに囲まていると、胸にある悲しみも少しずつに、でも確実に和らいでいきます。

怒り

誰かに、あるいは自分自身に対し、激しい怒りを感じてしまうことも時にはあるでしょう。そんなときはその怒りをやり過ごそうとせず、なぜ自分はそんなにも怒りを感じているのか、冷静に分析してみることが大切です。
例えば、怒りは劣等感の裏返しということもよくあります。自分がひそかに自信がないと悩んでいる部分を指摘されたり、露呈したりすると、人は自己防衛本能として怒りという理不尽なリアクションを起こしてしまうことがあるのです。
でもこれを怒りで立ち向かうのではなく、自分の弱みを克服するチャンスと前向きにとらえてみてはどうでしょう?
完璧な人なんて存在しないのだから、誰にだって自信のもてない部分や弱みがあって当然、むしろそれがはっきりしたなら、どうすれば克服できるか、方法も具体的に考えやすくなるでしょう。
また怒りがどうしても止まらないという場合は、エアロビやダンスなどの有酸素運動で体を動かして、怒りを発散させてしまうというのもひとつの手です。
いずれにせよ、怒ったままでは女性としての魅力も半減、怒りをポジティブな方向に動くためのエネルギーに転換させたいものです。

嫉妬

嫉妬とは恋愛ばかりではありません、女性同士の間でも「あの子ばかりみんなに注目されて、ずるい!」とか、「たいして努力もしてないのに、すべてを手にいれている」なんて、薄暗い嫉妬を感じることが誰にでもきっと一度や二度はあるはずです。
でもそんな自分を嫌いになったりしないで。誰かを“うらやましい”と思うことは、自分がどんなふうになりたいのかということを明確にする原動力になります。
でも気をつけたいのは、他人と自分をつねに比較し、優劣をつけようとすること。これは幸せになるための必要な自己肯定感を損なう、もっともキケンな道です。
誰かに憧れて、自分もそんなふうになりたいと努力するのも大事ですが、“自分は自分”という強さも見失わないようにしましょう。

不安

なにかに対して不安や恐れを感じ、“逃げたい”と思うことは自然なことだし、防衛本能と言えます。
不安を感じることによって、“なんとかしなきゃ”という気持ちになり、対処法を考えるきっかけともなるでしょう。ですから恐怖心それ自体から逃げてしまってはいけません。
よくある不安障害やパニックアタックは不安そのものによって引き起こされるのではなく、不安の原因となっているものをなんとしても避けようと必死にもがくことで引き起されるのだという指摘があります。
もがけばもがくほど、不安は増大し、精神的混乱も大きくなるばかり。大切なのは不安と戦ったり、逃げるのではなく、その感情と冷静に向き合い、そして受け流すこと。はたしてその不安は、本当に自分をおびやかすものなのかどうか、客観的によく考えてみることが必要です。

まとめ

楽しさやうれしさといったポジティブな感情があれば、悲しみや怒りなどのネガティブ感情もある、それが生きていくうえでは当たり前のことなのです。
ですから、ネガティブ感情にフタをせず、きちんと向き合ってみましょう。それが自分の心を大切にし、ひいてはポジティブな感情もより深く味わい、幸せを感じることにもつながっていきますよ。

2016.07.04

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。