捨てないで! 飲みきれないワインをおいしくヘルシーに活用するアイデア5つ!
せっかくワインボトルを開けたのに、飲みきれず思いのほか余ってしまった……なんて経験はありませんか? ワインは鮮度が命、開けてしまったからにはなるべく早めに消費したほうがおいしさを楽しめます。でも心配はいりません! 残ってしまったワインはおいしく料理に活用すればいいのです!
そこで今回は、残ったワインをどんなふうに活用できるのか、アイデアをまとめてみました。これさえ知っていれば「全部は飲みきれないかも……」なんてちゅうちょせず、ボトルを開けることができます。飲むだけでなく、ワインともっといろんな付き合いかたをしてみてはいかが?
1: これぞ“ザ・フレンチ!”なラタトゥイユ
ワインと言えばフランス。だからもちろんフランス料理との相性も抜群にいいのです。そこで、トマトやナスなど夏野菜てんこ盛りのラタトゥイユのソースにワインを投入してみましょう。ワインを加えると、とりわけズッキーニの自然な甘みを引き出すことができ、全体的にも味に深みのあるおいしいラタトゥイユになります。
2: 白ワインを使ってムール貝の酒蒸しに
白ワインは、シーフードに合うことで知られています。とくに貝類の滋養たっぷりのスープをコク深いものにするのにうってつけ。ベルギーの名物料理“ムール貝の白ワイン蒸し”はそんな王道の組み合わせともいえるのです。
これは、セロリや玉ねぎなどの香味野菜を炒めてからムール貝を投入し、白ワインで酒蒸しにするというきわめてシンプルな料理。もちろん、ムール貝が手に入らなくても、アサリやハマグリなどほかの貝でもおいしくできます。
残りのスープは飲んでもいいし、貝のうま味のある出汁がでているので後日パスタソースなどに利用することもできて、まさに一石二鳥です。
3: 甘さひかえめの大人スイーツ! 洋ナシのコンポート
旬のフルーツをワインで甘く煮てコンポートを作れば、大人スイーツが簡単にできあがります。基本的にどんなフルーツでも、また赤ワイン・白ワインどちらでもおいしくコンポートにすることが可能です。
でもピーチ・梨・アプリコットといった夏のフルーツは、白ワインでコトコト煮込んだほうがやっぱりさわやかで上品な味わいに仕上がります。
コンポートを作っておけば、ナチュラルヨーグルトやシリアルにトッピングしたり、朝のトーストにのせたりといろいろ活用できて、とても便利です。
4:赤ワイン入りのトマトソース
作りおきしておけば活用頻度の高いトマトソースですが、これに赤ワインをプラスすれば、より味わい深いソースになります。トマトソースを作る最後の工程で赤ワインを投入すればOK!
5: 白ワインで作るデザートスムージー
ワインとスムージー、このいっけんまったく異なるドリンクを融合させてみると、新しい世界が開けてきそうです。フルーティーな白ワインにナチュラルヨーグルトもしくはココナッツアイスクリームを混ぜ、さらにブルーベリーやラズベリー、はちみつ少々などを加えて、ミキサーのスイッチをオン! さわやかなデザートスムージーができあがります。
休日のブランチなどゆっくり時間を過ごせるときにぜひ味わいたい、スペシャルメニューとしてみてはいかが?