ついつい他人に嫉妬してしまう……そんな性格の直し方
恋愛における嫉妬に限らず、SNSで人が楽しそうにしているのを見るとついつい不幸を呪ってしまったり、他人がうらやましくてしかたがなくなってしまうこと、人間なら誰しもあると思います。ですが他人への嫉妬が強すぎて自分が本当にやりたいことがわからなくなってしまうくらい、「他人への嫉妬」が行動の動機になるケースもあるかもしれません。
そこで今回は、「他人につい嫉妬してしまう性格の直し方」についてまとめました。
彼が自分以外の人と楽しそうにしてるのが許せない
嫉妬がひどくなると、彼の職場の人や仕事関係の人まで嫌だと思ってしまうようになります。そうなると、ひどい束縛をしてしまい彼に嫌がられて振られる……なんて悪循環におちいりがち。その嫉妬は、自分から離れていってしまうかもしれないという不安や恐怖心からきているのだと思いますが、実際には違うところに原因がひそんでいるかもしれません。
小さいころ弟や妹ばかりかわいがられて、自分は愛されなかったという思い込みかもしれないし、過去に受けた裏切りが理由かもしれませんね。あるいは学生時代に同級生に無視されたことが、心の傷として残っていることが原因かもしれないのです。本人も覚えていないところで脳が覚えていて、勝手に不安や嫉妬を作り出している可能性も高いのです。
そこで大事なのが、「彼が『今』あなたを裏切ったり離れてしまったりしているわけではない」と自覚することです。自分は『今』裏切られてもいないし、彼は一緒にいてくれるということに目を向けられるようになれば、嫉妬や束縛の気持ちは少しずつ落ち着いていきます。
同性に嫉妬してしまう
ネットやテレビを見ていると、お金持ちで美人で華やかな生活を送っている人がたくさん出てきたりしますよね。それを観ていると「なんで私ばっかり不幸なんだろう」と思ってしまったりする感情は誰にでも少なからずあります。
ただ、他人に嫉妬するあまりに、自分の行動にまで影響を及ぼしてしまうのはもったいないことですよね。自分でも、それをわかっているからこそ感情にフタをしてしまおうとするのではないでしょうか。また、嫉妬は自分への自信のなさのあらわれです。自信をつけるにはどうしたらいいのでしょうか。
自分を認める
嫉妬する感情を否定しようとすると、どんどん自分を嫌いになっていくかもしれません。そこで大事なのは、「嫉妬する私も、私。どれだけ他人に嫉妬しても、私は私で価値がある」と思うクセをつけることです。ぜひ「私は私で価値がある。他の誰にもない価値がある」と口に出してみてください。
毎日、自分で自分を認めてあげる癖をつけると、いつの間にか他人に嫉妬も束縛もしなくなっていることに気づきますよ。ぜひ、試してみてくださいね。