今日からできる、簡単に体をあたためる方法4つ

一年で一番寒いこの季節、とくに冷え性の女性にはつらいですね。服をたくさん着込むのも限界があるし、暖房を強くしすぎると空気が乾燥するし……となかなか悩ましいもの。
今回は、「体を内側と外側から温める方法を4つ」紹介します。

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根菜を食べる

根菜類には体を温める作用があります。人参・長ネギなど、スーパーで簡単に手に入るので、お鍋にしたり、炒め物にしたり、お味噌汁にしたり、自分好みの調理法で食卓にとり入れてみて。

タンパク質をしっかりとる

食事をすると体が熱くなったり、汗をかいたりすることってありますよね。これは“食事誘発性熱産生”といって、食事をすると代謝が一時的にあがる現象です。
タンパク質は、消化するさいのエネルギー消費量が糖質や脂質に比べて高いため、摂取すると体温があがりやすいんだそう。タンパク質をしっかりとれるように心がけてみて。

貼るカイロを使う

私はもう、冬場は貼るカイロなしでは暮らせません……。すっかり頼り切っています。仕事中に貼っていても目立たず、かつ効果的な場所を紹介しますね。
まず、おへその下あたりです。ここに貼っておくと下半身がなんとなく寒い感じもマシになりますし、腸を温めてくれるので、消化や排せつなどの働きを活発にしてくれます。冬場は冷えて便秘がちだという方には、とくにおススメ。次に、お腹のカイロとちょうど同じくらいの高さの背中側、ウエストの下あたりです。カイロの下側が、仙骨にとどくかな、というくらいの場所。この辺りは皮膚が薄いので、温かさをしっかり感じることができます。また、胃腸のツボが集まっているので、内臓の働きを助けてくれますよ。
ただ、カイロを貼るときは絶対に素肌ではなく、下着や薄手のインナーのうえに! 低温やけどの恐れがあるので、熱すぎたり違和感を覚えたりしたら、すぐにはがしてください。

湯船につかって体の芯から温まる

帰りが遅くなるとついついシャワーですませてしまいがちですが、湯船にゆっくりつかった方がじっくり芯から温まれます。このときに重要なのが、温度。熱めのお湯に入った方が「温まった」ような感じがしますが、それは肌表面の温度が上昇しただけなんだそう。体の芯からしっかり温まるには、39度以下のお湯に長く浸かっていたほうが効果的だそうです。

暦の上では春とはいえ、まだまだ底冷えする毎日。簡単にできる温め方法を試しながら、元気にのりきりましょう。

▽ 参考記事:e-ヘルスネットスキンケア大学

2016.02.21

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記事を書いたのはこの人

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Written by 吉原由梨(ヨシハラ ユリ)

東大法学部卒業後、外資OL、秘書職を経て、現在は都内で夫と二人暮らしのフリーライター。30代初級者。 趣味は読書、グルメ、美容と健康の研究、マッサージ巡り、人間観察etc. 自身の経験や思索、あとは好奇心の赴くまま、幅広いジャンルのコラムを書いていきます。 Twitter:@yuriyoshihara ブログ:http://yuriyoshihara.blog.jp 写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子