接し方に困っちゃう……苦手な人との上手な付き合い方6つ
学校や会社など、どこへ行っても必ず苦手な人がまわりにいませんか? 苦手だな……と思うほどに会話がうまくいかなくなり、より付き合いづらい関係になってしまうことも。日々顔を合わせる間柄だからこそ、上手に付き合いたっていきたいですよね。
また、日常生活の中ではさまざまな人間関係ができてきます。その中で苦手な人があらわれたときに、どのように接していいのかわからずに避けていると、相手を傷つけてしまうこともあります。さらに、そのような態度はまわりにもバレている可能性があります。
望ましい人間関係を作る
苦手な人と上手に付き合うことができれば悩みやストレスも少なくなるはず。そのためには、誰とでも望ましい人間関係を作れるようになるのが重要です。じつは、人間関係にはあるルールがあると言われており、イギリスの心理学者アーガイルとヘンダーソンは、そのルールを発見しています。
ルールのポイントをおさえて、苦手な人との接し方について克服していきましょう。
1: うわべだけの感情を出さない
苦手な人の前でうわべだけの感情を出すのはルール違反。好意的に見せているけど、内心は“苦手なんだよなぁ、この人……”という感情はバレバレです。無理に好印象をのこそうとせず、自然体で接するのがポイントです。
2: 批判的にならない
相手の意見や主張などは批判してはいけません。苦手だと思う理由の一つに、意見が合わないから、と言うものがあります。相手とあなたの意見が違うだけで、そこを批判しないようにしましょう。
3: プライバシーを尊重する
苦手だから打ち解けたい……だからと言って相手のプライバシーにまで入り込むのはちょっと危険です。会話をしていて話しづらそうな様子をみせたら、そこはプライバシーだと思って相手を尊重してあげてください。
4: 関係性はいつでも公正に
相手に苦手意識があると、ついつい下手にでてしまったり、逆につらく当たってしまうケースがあります。どんなに苦手な人でも、あなたとの関係性はいつでも公正です。友だちや同僚たちとはつねに対等な気持ちでいましょう。目上の人や上司には、敬意を示していくことが必要です。
5: 相手はコントロールできないことを自覚する
なによりも自覚しなくてはいけないのが、人は誰かをコントロールすることができないということ。たとえば、自分の思い通りに相手が行動してくれないことにいらだつと、苦手意識を強が強くなってしまうことがあります。相手の時間はあなたの好きなように利用できる時間ではありません。
6: 話すときは目を見る
相手の目を見て会話することによって、お互いの意思表示が上手にできるようになります。目を見ることで、“自信”“誠意”“理解”を相手に示すことができます。苦手意識は相手にも伝わりやすいものです。話すときに目を見ることは、相手に安心感を与えることにつながります。
苦手だと思う相手とは、無理に仲良くなる必要はありませんが、良い人間関係を保つためにはこれらのポイントをおさえて、ほど良い距離を保つのが望ましいですね。