女性を悩ませる冷え。解消したいなら●●を温めよう!
女性が感じる冷えは、子宮の冷えが原因と東洋医学では考えられているとか。子宮を温めることで冷えが解消しやすいと言われており、女性にとって子宮の健康はとても大切です。冷え性が改善されないとお悩みの方、まずは子宮を冷えから守ってあげましょう。
子宮はなぜ冷えやすいのか?
女性の身体のなかで、子宮がもっとも冷えやすい部分と言われています。年々冷えがひどくなるように感じられるのは、子宮の冷えが加速しているせいかもしれません。年齢とともに子宮筋は衰えやすく、血流がとどこおってしまいます。
そして、血液の流れが悪い状態は、より冷えを進行させます。
年齢とともに冷えを感じやすい原因
運動をしていないと、筋肉は硬くなってしまうものです。昔より行動力がなくなってしまった人、運動が嫌いな人などは筋肉がかたまりやすいです。そして年齢とともに筋力が低下するので、動かないことで筋肉が硬くなるいっぽう。意識して筋力をアップさせにくい子宮まわりなので、年齢が進むにつれ冷えも感じやすくなります。
子宮の冷えが生理痛を招く!
実は生理痛の原因も、子宮の冷えであることがほとんど。生理痛で苦しいとき、子宮の部分を温めてあげるだけで少しでも痛みが治まった経験はないでしょうか? 子宮が冷えて筋肉も硬い状態だと、経血の押し出しも鈍るので子宮の筋肉の収縮による痛みがおこり、生理痛の原因となります。
まずは子宮を温めよう
子宮のまわりにある筋肉などは鍛えることが難しいので、あまり運動をしない人や代謝が低下してきたと感じる人は、なるべく子宮を冷やさないようにするのがポイントです。もちろん運動で筋力の低下を防ぐことで冷えにくくはなりますが、運動が習慣化していない人には、まずは子宮を温めることをおすすめします。
子宮が冷えやすいのは冬だけではありません。春や夏でも子宮は冷えやすいです。お腹の下のあたりを触ってみて、少しひやっと冷たさを感じたら子宮が冷えている証拠です。冷えから守るためにもお腹を温めましょう。
手軽で効果的な子宮の温めかた
ちょうどおへその下にある「丹田」は、子宮を温めるにはちょうど良い場所です。おへそから指3~4本下がったところが「丹田」です。そこを冷やさないように腹巻やカイロなどでしっかりと温めておくことです。
また丹田のツボ押しは冷えに効果的です。毎日行うことで冷え性なども解消されやすいのでおすすめです。丹田のツボ押しは、体が温まったお風呂あがりに行うのが◎。丹田のあたりをゆっくり指圧してあげましょう。
便秘や肌荒れにも効果が!
丹田にあるツボを押すことで、子宮の冷えを解消するだけでなく、便秘や肌荒れにも効果があります。血流が改善されるため、腸や内臓などにもいい働きをしてくれます。子宮の冷えが改善されることで、全身にいい効果をもたらしてくれることになります。