自分らしいキャリアを手に入れるために一番大切なこと

2016.01.20

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社会人になると生活の大半を占めるのが仕事です。若い女性の間では専業主婦願望が強いと言われていますが、この先の経済状況を考えると、女性でも働くことについてシビアに考えていたほうがよさそう。長く働き続けるのであれば、自分らしいキャリアを手に入れたいと思いませんか?

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自分らしさを活かしたキャリアを手に入れるために大切なこと

“なんのために働くのか”と問われれば、もちろん“お金のために”という答えがまっさきにあがってくるでしょう。でもお金のためと割りきって、好きでもない仕事を続けることほどストレスのたまることもありません。お金ももちろん大切ですが、長く働き続けるうえではやはり“やりがい”も欠かせないと思います。そしてそのやりがいこそが、自分らしさを活かしたキャリアを手に入れるための大きな原動力にもなります。
とはいえ、そのために一番大切なこととはなんでしょう?

ポジティブ心理学で考えてみる、自分の“強み”とは?

どうやって仕事のやりがいを手に入れ、キープするか、ということでは心理学でもさまざまなアプローチがなされていますが、とくにビジネス業界でも支持されているのがポジティブ心理学という分野。その専門家であり、心理学者でもあるバネッサ・キングさんは、

“自分自身のコアとなる強みを活かしたとき、人は自信を深めて、ストレスにも強くなり、打たれ強くなります。そうすると、目標もより達成しやすくなるのです”

と語っています。これはもちろん、キャリアについても言えること。一番大切なのは、自分の強みを自覚し、フルに活用することなのです。自分の強みをどのように見つけるか、というのは自己分析をしたり、キャリアカウンセラーと面接したりすることでより明確になってくることでしょう。しかしそれはあまり難しく考えすぎなくても、自分の強みというのは自然とあらわれてくるものでもあります。そもそも強みを発揮できる分野とは、あなたが

・ 心が自然と惹きつけられ、興味や関心を持てる
・ あまり苦労しなくても、学んだり、習得する意欲がわく

ことにあります。そして大いに刺激を受け、高いモチベーションを維持できることも条件の一つです。

“強み”と“スキル”を混同しないで!

ここでひとつ覚えておきたいのは、“スキル”は必ずしも“強み”とは一致しないということです。よくたくさんのスキルや資格を習得して、“スキル武装”するようなツワモノもいますが、スキルはあくまで実用的な手段でしかありません。あなたをもっとディープなレベルで突き動かしているものこそ、コアとなる強みといえます。どんなに多くのスキルを所有していても、それが強みと著しく異なる場合、いつかきっと壁にぶち当たり、閉塞感に悩むことがあるでしょう。

あなたの強みは意外なところに隠れているかも……

では自分のコアとなる強みにたどり着くための、意外な方法とはなんでしょう? それは自分の子ども時代を振り返ってみることです。じつは好きなことを仕事にしている人の多くが、自分のやりたいことや好きなことを幼少期に見つけ、その延長線上に仕事を見出しているのです。

好きだからいくらでも続けられる → 続けるから上達する → 高いレベルに到達するから、人より抜きんでて、高い需要が生まれる → 人から求められることがやりがいにつながり、さらに続けようと思う

――というように、キャリアとしても好循環となります。もちろん、子どもの頃好きだったことや、得意だったことがそのまま仕事に直結することは稀ですが、そのなかにあなたが一生持ち続けられる、“情熱”や“強み”が潜んでいるかもしれません。
将来のキャリアを見据えるために、子ども時代の自分を振り返ってみるのも、なかなかいいのではないでしょうか。

2016.01.20

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。