自己肯定感をアップ! 自分を好きになるために今すぐすべきこと
「自分を好きになることが幸せへの第一歩」「自信をもって自分をありのまま受け入れれば、恋愛運もついてくる」――そんなアドバイスをよくききます。でも自分に自信を持ち、好きになるってそう簡単なことではありませんよね。自分のことだからこそ欠点や短所が気になるのも事実です。
自分を好きになるためにするべきこと
日本人は国際的に見ても自己肯定感が低く、自信がなさそうだとも言われているように、私たちにとってこのテーマはとても大きな課題です。
そこで今回は自分を好きになるためになにをすべきか、探ってみました。
自分にもっと優しくなる
「私なんて自分に甘いから……」という人でも、じつは意外と自分に対して厳しいジャッジをしてしまいがちです。ミスをしたり、なにかうまくいかないとすぐに自分を責めたり、自信をなくしていたりしていないでしょうか。自分の内側からわいてくる“ネガティブトーク”には耳をかさず、もっと自分に優しくなることを意識してみましょう。
たとえば落ちこんだとき、自分を責めるのではなく、あたかも親友のようにその気持ちを受けとめてみてください。心を許した親友に対して、ひどいことや落ちこみを加速させるようなことは決して言いませんよね。それと同じ態度で自分に接するのです。そうすれば、自分を労わり、リスペクトする気持ちも生まれてきます。
他人と比べるのをやめる
自分を好きになれず自己肯定感が低くなってしまう原因は、じつは他人となんでも比較してしまうことにあるとも言えます。人間どうしたって、“隣の芝生は青く見える”心理になりがち。他人と比べて、表面的には相手のほうがなんでも自分より恵まれている気になって、自分を卑下したり、嫌悪してしまうのです。
「他人と比較することは、喜びを奪う盗人のようなものだ」
とはアメリカ大統領セルドア・ルーズベルトの名言。自分と他人を常に比較することは、劣等感を抱くか、あるいはもっと自分よりみじめな相手を探そうとするか、どちらかにしかならず、ネガティブな結果をもたらすだけです。最近はSNSでみんながみんな“現実よりもっといい自分”を見せようとあれこれ工夫するのがもはや当たり前となっているため、比べてしまうことは大いに危険でもあります。気をつけましょう。
自分の“目標”にフォーカスする
自己肯定感を高めるためにもっとも有効なのは、自分なりのなにか“目標”を設定すること、そしてそれに向けて努力することです。目標を達成することで確実に自信となり、そんな自分を肯定的に受けとめられるようになります。
またすぐに達成には届かなくても、努力していく過程で自分をきっと好きになれるはずです。これはいわば、自分なりの成功体験を積み重ねて、自信や肯定感を育んでいくもの。“なりたい自分”を目指して、一歩ずつ近づいていきましょう。
好きなことに没頭する
誰だって好きなことに没頭しているときは夢中になれるし、素のままの自分で十分楽しめるんです。それにストレスフルな生活だからこそ、心を解放するためにもそんな時間はとても大切。子どものときはいざ知らず、大人になってからだとなかなかそんな時間がとれないことで、自己肯定感もさがってしまうのかもしれません。
他人からなんと言われようと、自分はこれが好き! と楽しめるものを見つけ、思いっきり没頭してみましょう。そんな時間、あなたは自己嫌悪感とは無縁で、ただひたすら“自分”であることを楽しめているはずです。