“忙しい”を止めて穏やかに暮らすための5ステップとは?

2016.01.11

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

2016年、今年こそ素晴らしい年にしたいと心を新たにしている人も多いと思います。新年の目標に向かってまっしぐらに努力するのもけっして悪いことではありません。でもそんな“ハイ”になりがちなこの時期こそ、少しペースダウンしてみることも必要だと思うのですが、どうでしょう?


心穏やかに暮らすための5つのステップ

現代は“忙しい”がひとつのステータスともみなされているような時代。SNSでも日々分単位で“リア充”ぶりをアピールするようなツワモノもいますが、果たしてそれが本当にステキな生き方なのでしょうか。“忙”という字は“心を亡くす”とも解釈できるくらいですが、そもそも自分の本心を置き去りにして、目の前の雑事に追われ続けるような“忙しさ”が豊かな生活をもたらしてくれるでしょうか。
そんな疑問を持った方には、海外のライフコーチ、マイケル・T・ウィリアムさんによる、忙しさから離れて心の穏やかさをとり戻すアドバイスがおすすめ。5つのシンプルなステップを実践することで、目の前の忙しさにとらわれない豊かな生き方ができることでしょう。

ステップ1: もっと休息する

つねに“オン”モードで、全力で動き回っていては疲れるばかり……。そんな疲労感がたまるとストレス耐性も下がるし、体にも不調がでてきます。忙しい状態に慣れ過ぎてしまった人は、まず“立ち止まる”ことを覚えましょう。人の体はおよそ90分サイクルで動いているので、90分ごとにまとまった休みをとるのが理想的。いったん体を休め、心も“オフ”状態として、心身のエネルギーを回復させましょう。

ステップ2: おしゃべりを止める

おしゃべりが大好きな女子も多いですが、じつはこれが意外とエネルギーのムダ遣いだったりすることをご存知でしょうか。ついつい夢中になってしまってゴシップネタに高じたり、無意味なことや相手にとってあまり面白くもないことを、ひとりよがりにしゃべり倒していることが珍しくありません。
でもあまりにおしゃべりだと、大事な話をしているときにも論点がズレたり相手にポイントをはっきりと伝えることができなくなります。沈黙を恐れず“数少ない言葉で、どれだけたくさんのことを伝えられるか”ということを意識的に練習してみましょう。

ステップ3: 忙しい”と言うのをやめる

本当は忙しいのではなく、ヒマで手持ちぶさたになったり、嫌な感情から逃れたりするために予定を入れまくって忙しくしている、いわば現実逃避的な“忙しさ”に埋もれていないでしょうか。すぐに“忙しいから”と言うのをやめて、まずは大きく深呼吸、それからもっと自分のリアルな感情を向き合ってみましょう。
心から楽しめること、あるいは夢中になっているときは“忙しい”とは思わないはずです。自分の気持ちをおさえたり無視したりするのではなく、もっと寄り添うようにすれば、いたずらに時間を“忙しい”で消費することもなくなります。

ステップ4: 考えすぎるのをやめる

“あれも、これもしなきゃ”と時間に追われて忙しく過ごしているとき、じつはアタマのなかだけであれこれ考えすぎていないでしょうか。人間の脳が一度にプロセスできる情報量は限られているにも関わらず、現代人は膨大な情報に囲まれ、あれこれ考えすぎてしまいがち。これが私たちを精神的にも消耗させる大きな原因なのです。
あれこれ考えすぎず立ち止まって深呼吸を、そしてもっと直感を信じてみるのも、“忙しい”の無限ループから抜け出すために必要です。

ステップ5: ポジティブになる

忙しすぎることがどうして良くないかというと、心まで疲れてきてネガティブな気持ちに支配されがちだから。ですから、心が落ち込まないよう、ポジティブな気持ちをつねに思い出すように心がけてください。楽しみにしている予定、興味や関心のあるテーマなどを自分のなかでストックしておくと、心がめげそうになったとき、明るく前向きな気持ちをとり戻すことができます。

2016.01.11

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。